石川遼、大会出場辞退発表とJGTOなどの役職辞意示す 米から帰国後の”隔離無視”ゴルフ報道受け
2021年11月9日 11時51分
男子ゴルフの石川遼(30)=カシオ=の所属事務所は9日、一部報道で石川が米国から帰国後の隔離期間中に千葉県内のゴルフ場で練習していたなどと報じられたことについて謝罪するとともに、11日から行われる三井住友VISA太平洋マスターズ(静岡・太平洋クラブ御殿場C)への出場を辞退すると発表した。日本ゴルフツアー機構(JGTO)とジャパンゴルフツアー選手会の副会長と理事を辞任する意向も示した。
石川は10月22日まで行われた、来季の米下部ツアー出場に向けた2次予選会で敗退後に帰国。ところが、27日に千葉県内のゴルフ場でラウンドしていることが目撃されたと8日にウェブサイトの「SmartFLASH」で報じられた。この時、一般客と同じ空間で過ごしていたというゴルフ場関係者のコメントも掲載された。
役職を辞任する意向については、JGTOの新型コロナウイルス感染症対策特別トーナメント規定の一部に抵触したと指摘されたことを理由に挙げている。今後の試合出場はJGTOの判断に委ね、結果を受け入れるとしている。
文書では「この度の週刊誌報道に関しまして、支えて下さっているファンの皆様、関係者の皆様にご心配やご迷惑をお掛けしておりますことを深くお詫び申し上げます。帰国時に、空港の検疫にて登録した待機先(ゴルフ場)で、入国者健康チェックを毎日受け、14日間の隔離を行っておりましたが、一部至らない点があったことを重ねてお詫び申し上げます。今後とも何卒よろしくお願いいたします」(原文まま)と記し、最後に石川の署名が手書きされている。
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