「天下の愚策」橋下徹さん18歳以下10万円給付に痛烈批判 番組MC谷原章介と合わせて「100万円ですよ」
2021年11月8日 12時21分
元大阪府知事で弁護士の橋下徹さん(52)が8日、フジテレビ系朝の情報番組「めざまし8」にスタジオ出演。公明党の「18歳以下に現金10万円一律給付」案について「天下の愚策」と痛烈に非難した。
公明党が新型コロナ支援策として「未来応援給付金」と銘打ち、所得制限なく、一律18歳以下に10万円を給付するとしており、同日午後にも本格的に協議される。
6人子供がいるMCの谷原章介は「60万円もらえるんですけど…」と戸惑い。橋下は、自身の該当する子供は4人だとして「(谷原と橋下)2人でこれで100万円ですよ。これはどう考えてもおかしいでしょ」とバッサリ。番組で「目的が不明だ」と訴える吉村洋文大阪府知事の映像も流れたため、橋下は「本当その通りで、僕は天下の愚策と思う」と切り捨て「公明党にしっかり考えてもらいたいし、自民党も頑張ってもらいたい、野党も頑張ってもらいたい」と訴えた。
今の状況下での現金給付は、困窮者の救済目的であれば納得できると主張。経済対策なら全国民対象が適切で、少子化対策なら現金のばらまきではなく中長期的に別の政策を実施すべきだとも説明。だが日本は所得を把握するのが非常に難しい一面もあるため、現金ばらまきであれば「先に配っておいて、あとで税金で回収する」と翌年などに所得による課税負担率を変えることでバランスを取る方法もあるとも話した。
さらに「納税者としてこんなお金の使い方されるのは、ホントに僕は腹立たしいですよ」と語気を強め、異議を訴えた。
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