カメラマンは元プロ選手 動画配信編集など担当

2020年3月15日 02時00分 (5月27日 05時10分更新)

携帯ビデオカメラで選手たちを撮影する塚本さん=坂井市の三国運動公園野球場で

 福井ワイルドラプターズの公式ユーチューブチャンネル「ワイラプTV」。今月上旬にスタートした動画配信で、カメラマンと企画、編集、ナレーターをまとめて担当するのが元プロ野球選手の塚本浩二さん(38)=鯖江市=だ。「選手たちの素の部分を発信したい」と意気込む。
 キャンプ初日の十四日、携帯ビデオカメラ片手にグラウンドを歩き回り、一人一人の選手の守備や打撃を撮影した。報道陣に撮り方を尋ねる場面も。「カメラワークやしゃべり方はまだまだ工夫が必要ですから」とはにかんだ。
 大阪市出身の元投手。二〇〇八年、下手投げを武器に香川オリーブガイナーズで四国・九州アイランドリーグの年間MVPを獲得し、育成2位でヤクルトに入団した。一〇年に戦力外通告を受け、一五年から鯖江市が行う「ゆるい移住」の一期メンバーとして来福。移住六年目を迎えた。
 昨秋、神戸大の先輩で福井ワイルドラプターズのゼネラルマネジャー(GM)を務める平山勝雄さん(通称アニキ)にこの仕事の依頼を受け、「たまたま福井に住んでいたら、こういう面白いチームができた」と縁を感じて引き受けた。
 年始に東京で一カ月間、動画作りのノウハウを学んだ。今は自ら動画に出演している。元プロの目から選手を紹介したり、選手とともに県内のバッティングセンターを巡ったり、チーム関係者のインタビューをしたり。
 「チームが試合を重ねるうちに、自然とストーリーができてくると思う」と構想を描く。当面の目標はチャンネル登録者十万人(現在は二万四千人)。「視聴者の反応が楽しい。ぜひ多くの人に動画を見てもらい、コメントを寄せていただけたら」と期待した。 (藤共生)

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