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自転車配達員、労災加入OK フリーの対象拡大、IT関連も

2021年11月8日 05時00分 (11月8日 05時00分更新)
 仕事が原因でけがや病気をした際に治療費などを補償する労災保険。原則、企業に雇われている人が対象だが、9月から自ら保険料を払うことで、フリーランスで働く自転車配達員やITエンジニアなども加入できるようになった。背景には、雇用されずに働く人が年々増えていることがあり、専門家は「安心して仕事をする助けになる」と加入を呼び掛ける。
  (熊崎未奈)
 労災保険は、業務中や通勤時にけがをしたり、仕事が原因で病気になるなどした場合に補償が受けられる制度。治療にかかった費用は全額、仕事を休むと休業四日目から給与の八割が給付される。正社員やアルバイトなど企業に雇われている労働者全員が対象。保険料は企業が全額負担する。
 企業と雇用関係がなく、労災保険に入れないフリーランスについては「特別加入」の制度がある。保険料を働き手が払うことで同等の補償を受けられるのが特徴。これまでは、建設業の「一人親方」や個人タクシーの運転手など、業務によるけがや病気のリスクが比較的高い一部の業種に限って加入が認められていた。
 しかし、厚生労働省は四月、芸能従事者やアニメ制作者など四つの業種を新たに追加。九月からは「ウーバーイーツ...

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