創業から変わらない味 牛すじの煮込み 「あらや食堂」福井市中央卸売市場内のふくい鮮いちば

2019年10月18日 02時00分 (5月27日 05時10分更新)

創業から変わらない味付けの牛すじの煮込みがたっぷり載った「牛すじ丼」

 創業以来、働きものの夫婦が先代から受け継いだ味を守り続ける牛すじの煮込み。
 深夜1時半、市場関係者の朝食の準備が始まる。主人は自家製でそば、うどんを作る。妻はおかずを調理し、その合間を縫って、長年使い続ける同じ調味料で、牛すじを味付けて煮込む。国産和牛にこだわり、麺類、丼にあった食感の部位だけを仕入れる。一週間分を、週二回の休日を利用して下処理。湯がき、洗い、細かく切る手間暇かかる作業を長年続ける。
 変わらない味は、常連客をはじめ、子ども時に食べたことを懐かしむ客など、昼食時にもなると注文が増える。牛すじ丼は、具だくさんのみそ汁に、小皿いっぱいの手作りであっさりとした漬物が添えられる。採算度外視の夫婦の思いが、客の心も胃袋もつかんで放さない。 (写真・文 蓮覚寺宏絵)
 【メモ】牛すじ丼(生卵、みそ汁、漬物付き)720円、すじそば、すじうどんは各620円、お持ち帰りのすじ煮込み(1人前)420円など。営業時間は午前4時30分~午後2時30分。定休日は、日曜、水曜、祝日。(電)0776(53)0688。

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