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来年度のごみ処理費用有料化を見直し 袋井市

2021年11月6日 05時00分 (11月6日 05時03分更新)
 袋井市は五日に開かれた市議会全員協議会で、ごみ減量化対策として来年四月からの実施を目指していたごみ処理費用の有料化について見直し、ごみ袋の料金は据え置く方針を明らかにした。市はごみ減量の目標値を設定し、達成できなかった場合には段階的な値上げをしていく考え。 (土屋祐二)
 市はこれまで、市指定の燃やせるごみ袋の価格について、来年度から大(三十リットル)は一枚三十円、小(二十リットル)は同二十円をごみ処理手数料として新たに負担してもらう方針を示していた。実施された場合、大(二十枚入り)は約百八十円から約七百八十円、小(同)は約九十円から約四百九十円へと大幅な値上げとなる。
 全員協議会で市は、市内十四会場で開いた市民説明会の参加者を対象としたアンケート結果を公表。「値上げは仕方ないが一枚三十円は高すぎる」39%、「賛成(手数料が一枚三十円でも仕方ない)」22%、「値上げすること自体に反対」19%、「条件付きで賛成」13%と続いた。
 市は、「有料化の前に、まず分別を徹底するなどやるべきことがある」とする意見が数多くあったことから、早期の有料化を前提とした減量方針には十分な理解が得られないと判断。来年度からの導入は見送った。
 今後の減量化対策については、(1)市民に受け入れられる(2)確実にごみが削減できる(3)市民運動につなげられる−の三点を念頭に、市民や市議会の意見を踏まえて再検討。新たな方針をもとに最終案をまとめ、市議会十一月定例会で示すとした。

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