那須川天心と銅メダル並木月海が拳を交える 幼なじみの縁「イノシシみたい」「もっとかわいい動物に」
2021年11月2日 20時19分
東京五輪の女子ボクシング・フライ級で銅メダルを獲得した並木月海(23)=自衛隊体育学校=が2日、千葉県松戸市のTEPPENジムで、キックボクシングの“神童”那須川天心(23)=TARGET/Cygames=と練習した。2人は空手を習っていた幼稚園時代からの幼なじみ。そんな縁から、パンチを軽く当てるスパーリング「マスボクシング」で拳を交えた。
並木は「(那須川は自分より)ずっと上にいたけど(五輪の銅メダルで)やっと一緒の所まで来られた。一緒に練習するのは高校以来ですけど、さすが天才でボクシングの選手にはない動きをしてきた。海外には日本ではしない(動きの)ボクシングをする選手も多いのでいい練習になりました。自分があまり得意でないところも教えてもらって」。一方、プロボクシングに来年転向する那須川も「攻めの姿勢やパンチの散らし方など学べることが多い」と、笑顔だった。
那須川が、並木のパンチの回転を「イノシシみたい」と表現すると、並木が「もっとかわいい動物がよかった」と突っ込みを入れるなど、幼なじみらしい仲の良さを見せる一幕も。並木は11月下旬に開幕する全日本選手権、来年9月の杭州アジア大会へ向け「またこのジムで練習させてもらうつもりです」と“再戦”を熱望した。
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