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矢吹正道が“バッティング騒動”に言及「ボクシングを知っている人からすると、当たり前の結果」JBCの裁定支持

2021年11月2日 13時28分

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矢吹正道

矢吹正道

 ボクシングのWBC世界ライトフライ級王者の矢吹正道(29)=緑=が2日、松尾敏郎会長と名古屋市の愛知県公館を訪れ、大村秀章愛知県知事を表敬訪問。知事との会談後に取材に応じ、バッティング騒動について日本ボクシングコミッション(JBC)が故意でなかったと裁定したことを改めて支持した。
 発端は世界戦の第9ラウンドの裁定だ。寺地拳四朗が右目上をカットしたシーンで、試合では矢吹の有効打とされたにもかかわらず、ネット上ではバッティングではないかと騒ぎとなった。
 寺地陣営から故意のバッティングではないかと質問状が送付されたが、JBCは故意ではないと回答。矢吹もこの日改めて「ボクシングを知っている人からすると、当たり前の結果が出たという感じで全然不思議じゃない」と語った。
 試合ではポイントで劣勢だった寺地に前掛かりに攻められたが、自身も果敢に前に出ており、「あの状況は、いわばファイタータイプ対ファイタータイプの戦い。ファイタータイプの試合は、ほぼバッティングは起こってしまう」と説明。両者の激しい攻防があり、踏み込んでいったからこその結果だった。
 もちろん瞬時の攻防。「試合ではバッティングがヒッティングになることも、その逆もある。頻繁に起こり、怒っている陣営はたくさんある」と口にしたように、実際、人の目で完璧に判断するのは難しい。それが大きな騒動となった。
 「30分間の中の1秒、2秒をスローモーションにされ、何回もやられたら、そういう風に見る人も出てくる。スローモーションにされたら、えげつなく見えるのは結構ある」と主張し、だから「レフェリーが責められているのは自分は違うと思う。リングの中で3人は、一生懸命仕事をこなしていることは確か」とも訴えた。
 「野球ならデッドボールがありますよね。デッドボールで打者がケガすることもある。でも投手はデッドボールを怖がっていると競技ってできない」と続ける。バッティングもボクシングでは起こりうること。恐れていては拳を振れない。もちろん自身も身をもって分かっているからこそ、言わずにはいられなかった。
 寺地との再戦の話も取り沙汰されているが、今回の余波で英王手プロモーター『マッチルーム』との契約も一時ストップしている。「(再戦指令が出るのか)はっきりしてほしい。早くさっさと次の試合決めたいんで」とやきもきしているようで、「再戦指令が出たら、もちろんやりますよ」と言葉に力を込めた。

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