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京王線に刃物男、刺され高齢男性重体 車内に油まき放火か 殺人未遂容疑で24歳男逮捕

2021年10月31日 22時02分

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出火し、炎が上がる京王線の車内=31日夜、東京都調布市の国領駅(@siz33さん提供、共同通信)

出火し、炎が上がる京王線の車内=31日夜、東京都調布市の国領駅(@siz33さん提供、共同通信)

 31日午後8時ごろ、東京都調布市の京王線国領駅で乗客から「刃物を持った男がいる」と110番があった。警視庁などによると、京王八王子発新宿行き特急(10両編成)で60、70代とみられる乗客の男性が刃物で刺され意識不明の重体。男は油のような液体をまいて火を付けたとみられ、他に十人ほどが喉の痛みを訴えるなどして軽傷という。警視庁が殺人未遂容疑で男(24)を現行犯逮捕した。
 捜査関係者や目撃者などによると、男は手に持った包丁のような刃物をちらつかせながら歩き、先頭から6両目でペットボトルの中の液体をまいて放火したとみられ、シートなどが燃えた。男性は8両目で刺され、男は9両目で身柄を確保された。警視庁は刃物を押収した。
 特急は緊急停止ボタンが押されて国領駅で停止した。火は約30分後にほぼ消し止められた。車内にはガソリンのような臭いと煙が充満した。
 目撃者の男性によると、電車は駅到着後、すぐにドアが開かなかったため、乗客らは窓から車外に脱出した。男性は「『ボン』という音が聞こえ、後方から煙と炎が見えた。車内はパニックになった。男は車両のいすに座ったまま、抵抗せずに警察官に身柄を確保された」と話した。
 国領駅の出入り口付近は規制線が張られ、集まった人々に対して警察官が「液体をかけられた方がいらっしゃいましたら、こちらまでお願いします」と大声で呼び掛けた。周囲にはパトカーや救急車などが多数到着し、サイレンが鳴り響いた。
 東京消防庁によると、同駅周辺には消防車やポンプ車など40台以上が出動した。

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