藤岡弘、「仮面ライダーは永遠です」本郷猛と重ねた自分
2021年10月31日 18時46分
俳優の藤岡弘、(75)が31日、東京都内で行われた「第34回東京国際映画祭」(8日まで)のジャパニーズ・アニメーション部門、特撮特集内の「仮面ライダー」特集トークショーに登壇し、50周年を迎えた仮面ライダーへの思いを語った。
藤岡は初代仮面ライダー・本郷猛について「二度と人間に戻れない悲しみや苦しみを抱えつつ敢然と闘う正義の戦士」と話し、自身もボランティアとして100カ国余の紛争地域などを巡った経験から「生きざまが重なる部分があった。人間の持っている思いが重なってくるのかな」としみじみ。それらを含め「演じる上で考えさせられ、子供の視線を背中に感じながら、自分を律して“私”を作ってきた」と“本郷猛”は共に成長してきた存在だと語り、「仮面ライダーは永遠です」と力を込めた。
また、今後の夢を聞かれ「国境も民族も越え、夢、感動、勇気、希望を与える映像(作品)に参加したい。日本の武士道精神、家族の絆の深さを映像を通じて全世界に伝えたい」と語った。
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