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大垣日大 11年ぶり4強に導いたのは肝っ玉1年生 ピンチで左翼からマウンドに上がり「魂込めた」【高校野球】

2021年10月31日 18時30分

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6回のピンチを切り抜け、雄たけびを上げる大垣日大の山田渓太外野手

6回のピンチを切り抜け、雄たけびを上げる大垣日大の山田渓太外野手

◇31日 秋季高校野球東海大会1回戦2試合、準々決勝2試合(愛知・岡崎市民)
 準々決勝で大垣日大(岐阜2位)は享栄(愛知1位)を3―2で勝ち、日大三島(静岡1位)は津商(三重2位)を5―2で破ってともに4強入り。両校は11月6日の準決勝で対戦する。至学館(愛知2位)と聖隷クリストファー(静岡2位)は準々決勝進出を決めた。
 大垣日大を11年ぶりの4強に導いたのは肝っ玉1年生の活躍だった。2―2の同点に追い付いた直後の6回。1死一、二塁のピンチで先発・五島からバトンを受け、山田渓太外野手(1年)が左翼の守備からマウンドに上がった。
 「プレッシャーはあまり感じなかった。それよりもマウンドに上がれるのがうれしかった。緊迫した場面でも物おじはしない。思いっきり右腕を振り、1人目の打者を1球で捕邪飛に打ち取った。続く打者は見逃し三振に仕留め、雄たけびを上げて喜びを爆発させた。
 勢いに乗ったら止まらない。ピンチを切り抜けた直後の7回。2死一、二塁の勝ち越しの好機で打席に立った。ここまで3打数無安打だったものの「絶対に打ってやろう」と強気は忘れなかった。外角高めの直球を力づくで打ち返すと、打球は一二塁間を抜けて右前へ。阪口慶三監督(77)の「魂込めてやれ」との言葉を胸に、打っては決勝の適時打、投げては3イニング2/3を無失点の好救援の活躍をみせた。
 東邦の監督を長年務めた阪口監督にとって、享栄の大藤敏行監督(59)は中京大中京監督時代にしのぎを削った相手。「何をしてくるか分からなくてやっぱり怖かった。対戦できたのは幸せ」と阪口監督も感慨深げだ。もう1つ勝ち、センバツ出場への当確ランプを灯す。

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