【天皇賞・秋】1番人気コントレイル2着に敗れ矢作師「状態は良かったし負けてはいけないレース、申し訳ない」
2021年10月31日 18時10分
◇31日 天皇賞・秋(G1・東京・芝2000メートル)
悔しい、悔しい銀メダルだ。昨年、無敗の三冠馬に輝いたコントレイルは1番人気に支持されながら2着に敗れた。矢作師は「状態は良かったし負けてはいけないレースだった。1番人気だったので申し訳ない。ただ勝った馬が強かった」と慎重に言葉を選びながら残念そうにつぶやいた。
道中は中団の8、9番手を追走。鞍上の福永が「だんだんゲートの中でうるさくなってきた」と振り返った通り若干スタートで後手に回ってしまった。「勝った馬の位置で競馬をしたかった」と位置取りを悔やむ。直線で外へ出し、懸命に追い上げたが、グランアレグリアを首差かわすのが精いっぱい。勝ったエフフォーリアは最後まで捕まえられなかった。
「きょうは、何とかゲートを出てくれたが…。ラストは内にもたれて苦しそうなしぐさを見せていた。それでも伸びていたが、あと100メートルのところでその差は詰まらなかった」と主戦は唇をかんだ。
引退まであと1戦、28日のジャパンCを残すのみ。指揮官は「休み明けだったが、いい仕上がりだったと思います。馬に活気もありました。またラストランに向けてしっかり仕上げ直します」と有終の美に向け、万全の状態に整えることを誓った。
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