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名城大が史上2校目の5連覇 全6区間中5人が区間賞の独走V【全日本大学女子駅伝】

2021年10月31日 17時48分

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30日、レースを前に優勝旗返還のセレモニーに臨んだ高松(左から2番目)ら名城大メンバー

30日、レースを前に優勝旗返還のセレモニーに臨んだ高松(左から2番目)ら名城大メンバー

◇31日 全日本大学女子駅伝(弘進ゴムアスリートパーク仙台~仙台市役所前の6区間38・1キロ)
 名城大が2時間2分59秒で史上2校目の5連覇を達成した。1区の山本有真(3年・光ケ丘女子)がトップでたすきをつなぎ、早々と独走態勢を築いての盤石の優勝だった。
     ◇
 勝負はスタートから6キロで決まった。集団で力を温存していた名城大の山本が満を持してスパート。先頭に立つと、後続をぐんぐん引き離す。王者を慌てさせようと準エース級を1区に投入したライバル校に対し、逆にリードを奪う展開に。山本は「1区の役割を果たせた」と胸を張った。
 米田勝朗監督は「1区がポイントだった。あの走りで勢いに乗った」と振り返る。全6区間のうち5人が区間賞(区間新3を含む)。2区以降は独走態勢のまま一度もトップを譲らない圧倒的な強さでのV5だった。
 この1年、チームは鉄壁だったわけではない。年明けからは主力メンバーの山本が「もう走らなくてもいいかなと思った」とモチベーション低下で2カ月余り離脱。今季限りで第一線を退くと決めた1500メートルの元日本王者・高松智美ムセンビ(4年・大阪薫英女学院)は夏場に入っても本調子には程遠かった。
 米田監督は「昨年までの4連覇には加世田梨花(現ダイハツ)という軸がいた。チームは大きく変わった」。絶対エースが卒業し、過渡期に直面していた。
 それでも、駅伝という共通目標がチームを一つにした。高松は「優勝のために必要な選手になろうと気持ちを切り替えた」と調子を上げ、2区で驚異的な区間新。4区区間新の谷本七星(1年・舟入)のような新戦力も台頭し、分厚い選手層を今年もつくりあげた。
 谷本は「私が4年生になるころ、順調なら8連覇。すごい偉業だが、そこを目指す」。黄金期は新たなサイクルに入り、まだまだ終わりが見えない。

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