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【名古屋】先制弾の前田直輝「練習でもあのパターンを外すのが多くて…」大舞台での一撃にしてやったり

2021年10月30日 21時13分

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名古屋―C大阪 後半、ヘッドで先制点を決める名古屋・前田(左から3人目)

名古屋―C大阪 後半、ヘッドで先制点を決める名古屋・前田(左から3人目)

◇30日 Jリーグ YBCルヴァンカップ決勝 名古屋2―0C大阪(埼玉スタジアム)
 重い頂点への扉を、名古屋の天性のドリブラーが頭でぶち破った。両チーム無得点で迎えた後半2分、左CKを逆サイドで待ち構えていたFW前田直輝(26)が低くしゃがんでヘディング。後半早々に訪れたCKからのチャンスを仕留めた。
 先制点を取って守り切る、今季の名古屋が得意とする形へ持ち込んだ貴重な先制弾。「GKを邪魔すると見せかけて、ファーサイドを狙うのは狙った通り。うまくスペースに入れた。あの形は練習でもやってきたが、僕が外すシーンがものすごく多くて…。こういう舞台でゴールできて、とてもうれしい」と、してやったりの一撃を振り返った。
 後半13分で交代。ベンチでは「そりゃあ自分で点取ったら、その1点で勝ってほしいと思うから声出すでしょ」と声を張り上げ、仲間を鼓舞した。
 J1残留を争っていた2018年途中にJ2松本から加入。降格が迫る苦しさと、カップをつかむ喜びの両方を名古屋で味わった。試合後は観客席へと駆け寄り「こいつ誰だというところから始まった僕を温かく受け入れてくださった皆さんと(優勝の喜びを)分かち合いたかった」と感謝を込めてかみしめた。
 リーグ戦でわずか3点にとどまるなど今季の成績については「全く満足していない」とたびたび口にしてきたが、この戴冠に結びついた1発で自身も上昇気流に乗れそうな気配。早くも「二度三度(この優勝の光景を)見たいなという欲が湧いています」と大会連覇や3連覇にも思いをはせた。自らも決して現状に満足しない持ち前の貪欲さを原動力に、さらなる高みを目指す。
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