北京五輪のメダル獲得に厳しい現実…吉永一貴、得意の1500メートルで決勝に進めず【ショートトラック】
2021年10月30日 20時27分
スピードスケート・ショートトラックW杯第2戦の名古屋大会第3日が30日、名古屋市の日本ガイシスポーツプラザであり、日本のエース・吉永一貴(22)=トヨタ自動車、中京大=が得意の1500メートルに出場。準決勝1組の4位で決勝に進めず、順位決定戦でも2着となり、9位で終わった。また、男子5000メートルリレーも決勝進出を逃し、順位決定戦に回ることになった。
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開幕まで100日を切った冬季北京五輪のメダル獲得に厳しい現実を突きつけられた。1500メートル準決勝で、吉永は宿敵の韓国勢2人にワンツーを許す不覚を取った。
「前の選手を抜くのに失敗し、順位を下げた。展開は悪くなかったけど、しっかり加速して抜けるよう準備のところを改善したい」。3番手から2番手に上がろうとした際、うまくかわせずに詰まって逆に減速し、後方の選手に抜かれた。
リレーでも各チームが加速していく中盤、選手が入れ替わるところで最下位に下がると、一度も順位を上げられずにゴールした。順位を下げてからの展開に「自分も含め(チームとしても)もっとできることがあった。新しいことをもっとやっていかないといけない」と吉永。W杯4戦までの成績で決まる五輪出場枠(最大5)の獲得に向け、所属企業と同じ「カイゼンの精神」で乗り越える。
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