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中日・立浪和義新監督「負けることがもっともっと嫌になって 悔しさを保つようなチームに」緊張感を求める

2021年10月30日 05時00分

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中日ドラゴンズの監督就任が決まり、会見後のフォトセッションに応じる立浪和義さん=名古屋市内のホテルで

中日ドラゴンズの監督就任が決まり、会見後のフォトセッションに応じる立浪和義さん=名古屋市内のホテルで

 中日は29日、来季の監督にOBの立浪和義さん(52)が就任すると発表した。この日、球団からの正式な就任要請を立浪さんが受諾した。3年契約で年俸は推定1億円。立浪新監督は名古屋市内のホテルで記者会見し「強いチームをつくるために妥協はしない」と宣言。ミスタードラゴンズが低迷するチームを再建する。
 ついにこの時が来た。2021年10月29日午後1時。引退から12年の時をへてグラウンドに帰ってくる立浪監督は、指揮官として第一声を発した。
 「現役引退から12年がたちましたが、野球に対する考え方や思いは変わっていません。強いチームをつくる、そして勝つ野球をするために妥協はしません。皆さんの期待に応えられるよう全力で頑張っていきます」
 濃いブルーのスーツに淡いブルーのネクタイ。無数のフラッシュの向こう側にいるファンの期待を感じているからこそ、会見後は「自分にとって特別。久しぶりに緊張しました」とホッとした表情を浮かべた。10年間優勝から遠ざかっているチームをどう立て直すのかが最大の使命だ。
 入団時の監督だった星野仙一さんは1986年の就任会見で選手に「覚悟しておけ」とメッセージを送った。新監督は言う。「私は『覚悟しておけ』などという言葉はかけません。選手には勝ちに対する執念をしっかりと植え付けます。負けることがもっともっと嫌になって、悔しさを保つようなチームにしないといけない」。長丁場のシーズンは良いときもあれば悪い時もある。ただ、負けることに慣れてはいないか。これが新監督から選手への問い掛けだ。
 求めるのは緊張感。だからこそ若手にも無条件でチャンスを与えるつもりは毛頭ない。「皆さんがよく『若い選手を使え』と言いますが、我慢すればいけると、われわれを納得させないと使えない。むやみに若いから、期待があるからではなくね」。高松、根尾、石川昂、岡林ら若手には、自分を納得させてみろというメッセージ。試合に出場してきた選手も例外ではない。「本当にレギュラーと呼べるのはビシエドと大島の2人。あとは競争になると思ってやってもらいます」。高橋周や京田、木下拓らも容赦しないつもりだ。
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