本文へ移動

モザイクを消す?「テコガン」って何

2021年10月29日 05時00分 (10月29日 05時01分更新)
 人工知能(AI)技術を使いアダルトビデオのモザイク部分を編集して無修整のような動画を作って販売したとして、京都府警が著作権法違反などの疑いで、兵庫県の男を逮捕した。その際に使われたのが「テコガン」という動画編集ソフト。これが思わぬところに波紋を広げている。
 逮捕されたのは自称画像クリエーターの男(43)。府警サイバー犯罪対策課によると、百二十分の動画の処理と編集の依頼を一件につき二千三百円程度で受けるなどし、昨年十二月から今年八月までの間に約一万二千件の動画を販売して合計約千百万円を売り上げたとされる。使ったのはテコガンが入った千二百円のソフトだ。
 テコガンは、どんな技術なのか。ITジャーナリストの三上洋さんによると「モザイクがかかった部分をAIの仕組み(アルゴリズム)に当てはめて、新たに画像を作る」のだという。つまりモザイクで見えにくい部分をAIがこんな画像だろうと推測して、分かりやすく見せる仕組みだ。
 モザイク処理前の画像を完全に再現するものではない。実物通りではなく、似ている人や物の画像になる可能性があるのだ。それでもネットでは「モザイク破壊」と呼ばれている。
 テコガンは、ドイ...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

おすすめ情報