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『馬房削減は不当』 須貝尚介調教師がJRAを損賠提訴 JRA側は争う姿勢

2021年10月28日 13時01分

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須貝尚介調教師

須貝尚介調教師

 今年3月1日付で定期貸し付け馬房が2馬房削減されたのは不当として、須貝尚介調教師(55)=栗東=がJRAに約700万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論(堀部亮一裁判長)が28日、大津地裁(大津市)であり、須貝師側は証拠15点を提出。JRA側は請求棄却を求めた。双方の代理人弁護士はこのほかコメントしなかった。
 須貝師は昨年10月10日のサウジアラビアRCでステラヴェローチェが勝った際に調教師、騎手、馬主が並んで記念撮影した。当時、新型コロナウイルス対策として口取り撮影は「G1競走のみ」とされていた。関係者の接触制限(騎手と馬主)に違反したことに須貝師は「軽率であったと反省している」としている。
 しかし、これを理由とした馬房削減は「厩務員1人の解雇に直結し、労働組合との関係が生じてくるのみならず、登録頭数を5頭減少させなければならず、来年以降入厩を予定していた2歳馬、当歳5頭の馬主にも多大な迷惑をかけることになる」と「過去の削減事例に照らし、明らかに不相当で過酷な措置」と主張している。
 撮影時に現場のJRA職員らが引き留めるなどの注意喚起がなく、事後の弁明の機会がなかった手続き上の問題も指摘している。
 須貝師は1985年に騎手デビュー。JRA通算302勝を挙げ、2008年引退し調教師に転身した。4月の桜花賞では白毛馬ソダシを調教したことで知られる。

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