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中日・高橋宏斗、フェニックスLで続く好投 飛躍の2年目へ直球進化「チームに勢いを与える投手になりたい」

2021年10月28日 10時53分

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飛躍の2年目へ、進化を続ける中日・高橋宏

飛躍の2年目へ、進化を続ける中日・高橋宏

◇「期待の若手企画」ニュージェネレーションズ
 中日期待の若手が現在地を語る企画「ニュージェネレーションズ」。第9回は秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」で2試合、11イニング連続無失点と好投を続ける高橋宏斗投手(19)。プロ1年目はけがもあり、悔しいシーズンとなった。来季にかける強い思いを本紙に語った。宮城(オリックス)、佐々木朗(ロッテ)、奥川(ヤクルト)の高卒2年目投手を目標に、最速155キロの直球のレベルアップを目指す。(取材・構成 長谷川竜也)
 ◇  ◇  ◇
 宮崎に来てから2試合連続で結果を残せています。調子を落とさないように、フェニックス・リーグを終えたいです。
 18日の西武戦(南郷)は直球が思い通りに制球できていて、自信を持って投げられたのが良かったです。一方で24日の同戦(同)は直球の制球がいまひとつだったので、変化球の割合を増やしました。リードしてくれた郡司さんが引っ張ってくれたので、直球の精度は悪かったですが、何とか無得点に抑えることができました。
 1年目の終盤になって直球に手応えをつかんできたような気がします。今までは芯ではじき返されていたボールがファウルにしかならない。ボールの手元での強さが増したので、バッターを押し込めているのかなと思います。
 理由の一つが、フェニックス・リーグに向かう前のナゴヤ球場での勝野さんとキャッチボールでした。はっきりと「意識が低い」と伝えられました。全体練習が終わった後、1時間ほどキャッチボールに付き合ってもらい、帰る寸前だった岡野さんにも見てもらいました。
 勝野さんと岡野さんにアドバイスを頂いてからは、山なりのボールは投げず、必ず低い軌道で投げています。キャッチボールを投球につなげようという意識付けが好投につながっていると思っています。
 プロ1年目を振り返ると、納得できる結果を全く残すことができませんでした。特に右肘の張りで離脱した2カ月半はベンチにも入れず、チームメートが試合している姿や試合の結果を見ると悔しかったです。
 来季は2年目高卒投手の宮城さん、佐々木(朗)さん、奥川さんのようなチームに勢いを与える投手になりたい。自分はそこを目指さないといけないと思っています。3人のような活躍が最低限で、ファンの方々やチーム関係者からはそれ以上の活躍を期待されていると思います。大野奨太さんには「奥川は今、○勝だぞ」とよく声をかけてもらいました。1年後、そのレベルにたどり着くために頑張れという意味でした。3人のような活躍が来季の目標の一つです。
 そのためにはまだまだレベルアップが必要。直球の質を上げて、真っすぐだけで空振りを取れるようにしたい。今はファウルが精いっぱいですが、ボールの回転数、ホップ成分を向上させれば、真っすぐだけで空振りを奪って勝負できるはず。もっと直球の質を高めたいです。
 その上で自分の持ち味である球速も上げたい。18日の試合は最速153キロ、24日は152キロでしたがまだまだスピードは出るなという感覚。体が出来上がってくれば、球速も付いてくるのかなと思います。
 そして何よりけがをしない体づくりが重要だと思います。宮崎では1日1時間から2時間、トレーナールームでストレッチをしたり、超音波を流したりと体をケアする時間に充てています。シーズン中は週に2度だったウエートトレーニングをオフには毎日取り組みたい。5キロ体重を増やして90キロにすることでボールの出力を上げたいと考えています。
 来年こそは活躍したい、と強く思っています。そのために実りある秋を過ごしたいです。(中日ドラゴンズ投手)
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