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オニカサゴ盛期 三重・大王沖

2021年10月28日 05時00分

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40センチのオニカサゴを手に筆者

40センチのオニカサゴを手に筆者

  • 40センチのオニカサゴを手に筆者
  • 筆者のオニカサゴ釣果
 秋が深まり、中深海の人気ターゲット・オニカサゴ(イズカサゴ)が盛期に入った。この魚は秋から冬場にかけて食欲旺盛となり、重量感も加わった抜群の釣趣と絶品の食味が楽しめる。12日、三重・大王沖に乗合船で出た。早くも太ったオニカサゴの型がそろい、今季の展望を見いだしてきた。 (中日釣ペン・向井直)
 午前6時すぎ、鳥羽市の石鏡港から中深海釣り専門の「利久丸」に乗り込み、3人の乗り合いで出た。7時すぎに大王沖水深140メートルラインに到着。秋晴れでなぎの絶好の釣り日和のもと、流し釣りの開始となり、図の仕掛けを左舷ミヨシから下ろした。
 仕掛けは1ノット(約0・5メートル/秒)の速いうわ潮に流されたが、底潮は緩いようだ。着底後、糸ふけを取って少し持ち上げてアタリを待った。いきなり鈍いアタリが出て、少し待ってから合わせを入れた。
 巻き上げる途中でオニ特有の引き込みを見せながら、36センチの太った本命が上がってきた。「トップ引きは“スミイチ”につながるぞ」と、隣の操舵(そうだ)室横から竿を出していた城山佐久雄船長(70)から、揶揄(やゆ)が飛んだ。オニはカツオの腹身の餌に食ってきた。
 2流し目は左舷トモに陣取る三重県四日市市の江川康造さん(79)と船長に33センチくらいのオニが上がったが、私は餌を取られた。船長が「べた底で食ってきた」と教えてくれた。
 9時すぎ、また鈍いアタリが出て少し送り込むと掛かった。ガンガンと竿をたたいたのは、38センチのズッシリと重いオニだった。スミイチを解消して余裕ができた。36センチのこれまた太ったオニを追加した。
 アタリが鈍いのは、うわ潮と底潮の動きの差による糸ふけのためだ。その後は餌を取られることが多くなった。底潮の動きが悪いので、食い込みが悪い。べた底で送り込むので、根掛かりが増加した。
 10時半に水深190メートルラインに移動した。200号のオモリに替えて投入を再開。べた底で当たり、巻き上げると竿が幾度も絞りこまれた。しかし、33センチのオニだったので首を傾げると、ハリスが1本切れていた。オニはサバの切り身にも食ってきた。
 江川さんたちも33センチくらいのオニを上げたが、その後、オマツリが多くなり、正午に140メートルラインに戻った。紫外線はまだ強烈だが、心地いいそよ風に癒やされる。船長が35センチのオニを上げた後、私に40センチ(最長寸)のオニがヒットし、午後2時の沖上がり時間を迎えた。

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