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『何言ってんだと、あいつ』と思われるんでしょうけど、絶対にトップ取ってやると思ってやっていました【オリックス中嶋監督】

2021年10月27日 23時11分

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優勝が決まり、胴上げされるオリックス・中嶋監督

優勝が決まり、胴上げされるオリックス・中嶋監督

 25年ぶりにパ・リーグを制したオリックスの中嶋聡監督(52)が試合後の報道各社の共同インタビューで、優勝の喜びを次のように語った。
―今の心境は
 「本当に、うれしいです」
―3回胴上げされた
 「引退のとき以来。非常に怖いイメージがあったんですが、うれしさの中に怖さがあって楽しかったです」
―どんな心境で待っていたか
 「今日決まるとも思わずに(待っていた)。ロッテと楽天が接戦だったので、どっちに転ぶか分からなかったので。うれしかったですけど、いい戦いができたと思います」
―振り返ってみて大きかった要因は
 「最初に言った言葉が2年連続最下位からのスタート。それをどうにか変えようと。選手たちやいろいろな人に言って。『何言ってんだと、あいつ』と思われるんでしょうけど、絶対にトップを取ってやると思ってやっていました」
―まさに全員野球だった
 「本当は誰一人欠けることなくやりたかったですけど、その中でもけが人が出て、それでも、しがみついてくれた選手たちに感謝したい。それを支えてくれた裏方さんにありがとうと言いたいです」
―最下位からの優勝。強くなった要因は
 「選手個々の力は(他チームから)全然ひけを取るものではないですし、試合運び、サインワークを僕らがしっかりやれば、いけるかな。選手一人一人の力が結集したのかなと思います」
―苦しい時期は
 「いろいろ、しんどい思いはしましたけど(吉田)正尚の死球のときはさすがにちょっとへこみましたけど、ラオウ(杉本裕太郎外野手)をはじめ選手が慰めてくれましたので、何とかやることができました」
―若手が台頭した
 「戦力と思って見ていましたし、どこまでやれるのか分からなかったですが、戦力の中でも、とびっきりの戦力だったのが本当にうれしい。持っているものを(土台に)全員が10%、20%力をつけてくれたのかなと思います」
―西浦選手が病気のため若くして現役引退。力に変えたのでは
 「才能を持った選手が病気という形で野球ができなくなるという悔しさというのを、みんながかみ締めてくれた。僕らにしても何てことが起きるんだと悲観していた。それを西浦がみんなの元気に変えてくれたのが大きいと思います」
―25年前は選手として「がんばろうKOBE」を合言葉に優勝を経験している
 「25年間、優勝できないということをクローズアップされてきて、何とかしたいと思っていました。25年かかったんですが、この選手たちに優勝という経験を積んでほしかったので、昔のことは忘れましたが、みんながこれから新たな歴史をつくってくれたらと思います」
―1995年と96年の優勝に導いた仰木彬元監督も天上で喜んでいるのでは
 「ここまで、いろんな監督が悔しい思いをされたと思う。まあ『やりましたよ』と。それだけですね」
―昨年まで1軍に定着できなかった杉本選手を見込んだ理由は
 「僕が目指したのは長打力のある選手。去年は長打力はあるが、率の方に走りすぎた。長打力は相手には圧になる。そこへピッタリはまり、長打の方へ走ってくれました。(吉田)正尚の後ろが一番難しいところ。(杉本は)そこへ最適な人間。落ち込みやすいが乗ったら手がつけられない。駄目だったら取り換えようと思ったが、なかなか駄目にならなかったです(笑い)」
―ファンにメッセージを
 「本当にお待たせしました。おめでとうございますと言いたいです」
―次はクライマックスシリーズ、日本シリーズがある
 「次のCSファイナルは非常に難しい緊張したゲームになるので、また次のステップに進んで、トップに立ちたいと思います」

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