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”3階級制覇”へグランアレグリアが完璧リハ ルメールは史上初4連覇へ挑戦 今秋G1全て2着「もう嫌だ」【天皇賞・秋追い切り】

2021年10月27日 15時46分

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美浦Wでルメールを背に併せで追い切ったグランアレグリア(右)

美浦Wでルメールを背に併せで追い切ったグランアレグリア(右)

◇第164回天皇賞・秋(31日・G1・東京・芝2000メートル)
 3階級制覇への準備は整った。スプリントとマイルに続き、2000メートルでのG1奪取を狙うグランアレグリアが、美浦Wで完璧なリハーサルを披露した。
 先導役のコントラチェック(5歳オープン)を道中3馬身追走すると、鞍上のルメールとの息をピタリと合わせスピードに乗る。4コーナーで内を回って差を詰めると、直線はビッシリ馬体を併せて5F65秒0、ラスト1Fは馬なりのまま11秒7で半馬身先着した。ハロー明けの真っさらな馬場とはいえ軽々と好時計。気持ちと動きが噛み合い、心身ともに充実していた。
 見守った藤沢和師は「先週、今週とWで追い切って十二分な状態。体調は良さそうです」と仕上がりに満足そう。今回は4着だった4月の大阪杯以来2度目の2000メートル。「大阪杯は馬場が重くて、道中はダービー馬(コントレイル)とずっと併せ馬の形。走り慣れた東京なんで期待してます」と巻き返しを期す。
 天皇賞・秋はバブルガムフェロー、レイデオロなど過去6勝。来年2月に定年を迎える同師にとって、尾形藤吉元調教師が持つ最多の7勝に並ぶ最後のチャンスだ。過去5頭(シンボリクリスエスが2勝)は距離に実績があったが、「今回初めてマイルの強い馬を出走させるので楽しみ。スピードで2000メートルを走り切れるか見てみたい」と違うタイプの馬での挑戦に期待感をにじませる。
 コンビを組むルメールも偉業に挑む。2018年レイデオロ、19、20年アーモンドアイに続き、勝てば史上初の天皇賞・秋4連覇。「馬は元気良さそう。(中間手術した)喉も問題ない。ベストパフォーマンスができると思います。スーパースタートレーナーの藤沢先生にもう一度、天皇賞・秋をあげたい。グランでできますね」。自身は今秋のG1は全てで2着。「2着はもう嫌だ」と強く勝利を意識する。
 ちなみに3階級制覇を狙うG15勝のグランアレグリアは、勝てばJRA獲得賞金が10億円の大台に到達する。馬も調教師も騎手も記録がかかる一戦。幾度も大舞台で結果を残してきたトリオに注目だ。

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