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【富山】自民 3議席独占の勢い 県内終盤情勢調査 比例でも引き離す

2021年10月27日 05時00分 (10月27日 12時28分更新)
 共同通信社の調査に合わせ、本紙が行った衆院選の終盤情勢調査で、自民党が富山県内の三つの小選挙区で議席を独占しそうな勢いとなっている。比例代表でも自民が他党を引き離している。これまでの取材を加味し、各選挙区の情勢を探った。

■1区

 自民前職の田畑裕明氏(48)が安定した戦い。自民、公明支持層の七割を固め、男女、年代の区別なく支持を広げている。維新元職の吉田豊史氏(51)は維新支持層の七割を固めた。自民支持層の一部にも食い込み、追い上げを図る。立民新人の西尾政英氏(60)は国民、れいわの支持層や特定の支持政党を持たない層にも浸透を図るが、後れを取る。共産新人の青山了介氏(46)は苦しい戦い。

■2区

 自民、立民の新人同士の一騎打ちとなったが、自民の上田英俊氏(56)が立民の越川康晴氏(57)を大きくリードしている。
 上田氏は自民支持層の八割、推薦する公明支持層の六割を手堅くまとめた。男女、年代、地域の区別なく支持を広げている。
 対する越川氏は立民のほか、共産、維新、社民などの野党支持層にも浸透。ただ、地元の魚津市や滑川市以外では苦戦する。

■3区

 五選を目指す自民前職の橘慶一郎氏(60)が大きくリードを広げる。自民支持層の九割、公明支持層の八割をしっかりと固める。四十〜七十代以上の年代層の支持を集め、県西部の全六市で七割以上の支持をまとめている。
 共産新人の坂本洋史氏(51)は共産支持層の八割以上を占める。社民、立民、維新、れいわなど野党支持層に浸透を図るが、厳しい戦い。

 調査の方法 富山県内の有権者を対象に24日、コンピューターで無作為につくった電話番号に自動音声で電話をかけるランダム・デジット・ダイヤリング(RDD)法で実施した。県内3選挙区の計915人から有効回答を得た。


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