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フィッカデンティ監督「100個の弁当を1年のうちに食べなきゃいけないなんて」バブルに耐えた強さでC大阪撃破へ【名古屋グランパス】

2021年10月26日 19時00分

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名古屋・フィッカデンティ監督

名古屋・フィッカデンティ監督

 名古屋グランパスは27日、天皇杯準々決勝・C大阪戦(18時、豊田スタジアム)に臨む。帰国後の隔離の中で戦う、一発勝負2連戦の1戦目。マッシモ・フィッカデンティ監督(53)は、逆境の中で鍛え上げられた結束力と精神力で、一戦必勝を誓った。26日は、愛知県豊田市のトヨタスポーツセンターで非公開練習した。
 負ければ、これまで進んできた成果が水の泡となる一発勝負に、グランパスは“バブル”戦法で挑む。指揮官は「弁当」と日本語で語り「100個の弁当を1年のうちに食べなきゃいけないなんて私の人生で今後あるのかな。でも、正直そういった中で強くなれたという感覚がわれわれ自身にある」と、逆境を味方に付けてきた実感を語った。
 アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を韓国で戦ったため、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、選手・スタッフは県内のホテルに滞在。移動中も隔離となり、試合を除くと外部の人とは会えない生活が続く。30日のルヴァン杯決勝(埼玉スタジアム)までは、家族や友人とは会えないままに、試合に挑むこととなる。
 タイのACL1次リーグに続いて今季2度目の苦難。弱音は出る。だが、言い訳にするわけにはいかない。勝てば栄冠へ一歩、負ければ終わり。「そのひりひり感というものを味わえる、そこを楽しめる状況にいるということがまず、最高にたまらない」。強者のみ味わえるぜいたくは、まだ手放したくない。
 異例のC大阪2連戦に加え、DF金眠泰(キム・ミンテ)が登録の規定上欠場。策は練るに違いないが、強調したのは「目の前の試合に全員で向かうという考えを共有できているところがチーム力につながっている」ということ。季節外れの桜を咲かせるわけにはいかない。策におぼれずに、同じ釜の飯ならぬ、同じ弁当を食った仲間とともに、ホームで迎え撃つ。

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