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【村本浩平コラム】「ノーザンファーム繁殖牝馬セール」血統の更新を考える国内の生産者にとって、なくてはならない市場

2021年10月27日 06時00分

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 「ノーザンファーム繁殖牝馬セール2021」が26日、ノーザンホースパーク特設会場で開催された。昨年まで10年連続で中央競馬のリーディングブリーダーとして君臨し、今年もリーディング首位をひた走るノーザンファーム。その根幹を成している良質な繁殖牝馬たちが、マーケットに姿を見せる同セールは2019年から開催。血統の更新を考える国内の生産者にとって、なくてはならない市場となっている。
 今年は受胎馬、未供用馬を合わせて70頭が上場。うち64頭が落札され、売却率は91・4%。売却総額は6億8800万円を記録した。
 最高額の取引馬となったのは、未供用馬のエトワール(牝5歳)の4000万円。また、受胎馬では半弟に今年の天皇賞・春の勝ち馬ワールドプレミア(牡5歳・栗東、友道)がいるマンハイム(牝7歳、レイデオロを受胎)が3100万円で取引された。今回、上場された牝馬たちは、既に優秀なブラックタイプを有している上、近年における近親馬の活躍が目覚ましい血統馬も多く見られた。
 また、受胎馬に配合された種牡馬にもドゥラメンテ、エピファネイア、モーリスといった今年に入ってからのG1勝ち馬の父の名前も並び、その評価もまた、活発な取引につながった感がある。
 マンハイムも今週の天皇賞・秋に出走を予定するワールドプレミアが勝てば、さらにブラックタイプの評価が高まっていくはず。そして、来春に誕生する産駒は、生まれながらに注目の1頭となっていきそうだ。
 ※金額は全て税抜き

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