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「ファンの後押しで力を発揮、あんなにうれしそうな笑顔は見たことがない」松山英樹を米で大きく報道【武川玲子コラム】

2021年10月26日 17時31分

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優勝し、トロフィーを手に笑顔を見せる松山英樹

優勝し、トロフィーを手に笑顔を見せる松山英樹

◇コラム「ゴルフ米ツアー見聞録」
 松山英樹の明るい表情は米国のファンにとっても珍しいことのようだった。
 「日本のファンの後押しで力を発揮、あんなにうれしそうな笑顔は見たことがない」。ZOZOチャンピオンシップ(千葉・アコーディア習志野CC)で米ツアー通算7勝目を挙げた松山のニュースは米国内でも大きく取り上げられた。
 イーグルで締めくくった最終18番パー5。ピン根元に落ちた会心の第2打は「今後語り継がれるショット」と評され、米PGAツアーのツイートから多くの米ゴルフメディアで流された。同時に2021年がいかに日本のゴルフ界にとって素晴らしい1年であったかも報じている 
 始まりは4月。梶谷翼がオーガスタ・ナショナル女子アマチュア選手権を制覇した。翌週には松山が日本人初のメジャー制覇でアジア人初のマスターズ・チャンピオンとなった。
 夏にはコロナ禍の中で東京五輪を成功させ、稲見萌寧が銀メダルに輝く。世界アマチュアランキング1位には中島啓太が登り詰めた。フィリピンと日本の国籍を持つ笹生優花の全米女子オープン優勝や、米女子ツアー2勝目を挙げた畑岡奈紗も並べて紹介している。
 この1年にこんなにも日本のゴルフが成功したのは、なぜか。たまたまタイミングが重なったという推論には「NO」を突きつける。男子アマチュアランキングのトップ20に日本勢が3人いることを伝え、「29歳の松山の活躍が多くの若い選手を刺激している。これからもっと日本の選手が世界に出てくる」と分析する。
 松山の勝利は単なる勝利ではなく、今後の日本ゴルフ界にもっともっと大きな力となる。(全米ゴルフ記者協会会員)

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