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静かな湾奥で秋魚狙い 福井・敦賀港一帯

2021年10月26日 05時00分

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小突堤で釣れたサゴシ

小突堤で釣れたサゴシ

  • 小突堤で釣れたサゴシ
  • カマスも釣れた
  • 筆者がキープした豆アジなど
  • 小突堤で釣れたショウサイフグ?
  • ルアーマンがサゴシを狙って竿を振っていた気比の松原
  • サゴシやカマス、豆アジ、フグまでもが釣れていた小突堤
  • レトロな赤レンガ倉庫

 三方を山に囲まれた天然の良港、福井・敦賀湾に秋魚を追って14日、出かけた。敦賀市の敦賀港一帯ではサゴシ(サワラの幼魚)やカマス、豆アジなどが盛んに釣れており、晩秋にかけてさらに楽しめそうだ。足場の良いポイントが多く、家族連れにもお勧めだ。 (東條敏明)
 湾奥にある敦賀港は波静か。車横付けポイントも多く、手軽に楽しめるのがおススメなのだが、岸壁で釣る場合は救命具の着用を。「気比の松原」は同湾に面し東西約1・5キロ、南北約400メートル、面積約40万平方メートル。三大松原に数えられ、白砂青松のコントラストが美しい。
 午前6時に到着し、トイレも完備した無料駐車場に車を止め、砂浜を見ると、釣り人がずらり。サゴシが回遊しており、ルアーマンが狙っているのだ。投げ釣りの準備をして駐車場から西方面に歩き、空いている場所で落ちギスを狙ってイシゴカイの餌で投げた。
 100メートルほど沖に投げ込み、引き釣りした。波打ち際まで探ったがアタリなし。周りのルアーマンたちもジグやエギでキャストを繰り返していたが、見ている範囲でヒットがなかった。投げは知らぬ間にハリス切れがあり、フグの仕業と思われた。一度はヌメリゴチの頭だけが上がってきた。これはサゴシだろう。
 2時間やったがだめ。手持ち無沙汰で貝がら拾いをした。アコヤ貝の赤ちゃんのような色とりどりの貝が拾えた。その後に場所移動。砂浜東詰め笙の川を挟んだ小突堤を見に行くと4人いて、豆アジやカマスが釣れており、先端付近に入らせてもらった。アミエビのまき餌、サビキ仕掛けを投入すると、すぐにビビッと来て、5〜8センチの豆アジがダブル。続いてトリプル、シングルと連続ヒット。合間にチョイ投げ竿を出し、砂浜と平行に投げ込んでおいた。
 先端で釣っていた岐阜県揖斐郡の2人組は、豆アジを釣ってはそれを餌に泳がせてサゴシを狙っていたが、なんと30センチほどのショウサイフグ? がヒットしていたほか、50センチほどのサゴシも1匹ゲットしていた。「フグは1年中釣れる。逃がすけど」と話してくれた。泳がせ仕掛けはハリスにワイヤを使っていた。
 もう1組、大阪の若い2人組はルアーでサゴシとフラッシャーサビキ(集魚板付き)でカマス狙い。サゴシはダメだが、30センチ近いカマスを2ケタ仕留めていた。「サゴシは水面を注視していると見えるが、なかなか釣れない」と首をかしげていた。
 私のサビキは快調に豆アジが掛かった。フィッシュイーターが回遊しているせいか、豆アジは波止際でしか掛からない。沖に出るとサワラなどに食われるのを警戒しているのだろう。波止の壁にへばりついてる感じだ。2時間ほどで95匹を数えた。一方、チョイ投げは15〜18センチのキスが4匹と針2本をのみ込んだ小ダイが1匹釣れた。
 キスはいるものの、砂浜では隠れる場所がないので、岸には近づかない感じだ。水温が落ちてサワラが深みに落ち、回遊がなくなれば、キスも砂浜で釣れるしカレイも掛かりだすだろう。豆アジはいましばらくOKだ。
寄り道
 【敦賀赤レンガ倉庫】2連並んで建つレトロな倉庫。1905年、外国人技師によって石油貯蔵用の倉庫として設計され、戦時中は軍の備品倉庫や昆布貯蔵庫としても使用された。2009年、国の登録有形文化財となった。今は鉄道ジオラマ館(大人400円、小学生以下200円、水曜休み)と地ビールも飲めるレストラン館に生まれ変わった。
 【人道の港 敦賀ムゼウム】ロシア革命時、シベリアから救出されたポーランド孤児や、ナチスドイツから逃れ、杉原千畝の“命のビザ”を手に上陸したユダヤ人難民の受け入れなど、近代敦賀港の果たした人道的役割を紹介する資料館(大人500円、小学生以下300円、水曜休み)。同館前は広々とした金ケ崎緑地で、遠くに自衛艦が見えるほか、芝生広場や遊歩道、デッキ、オブジェ、休憩所などしゃれた港町の雰囲気が漂う。

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