無我の境地で再び覚醒!茅原SG2度目Vへ全力 SGボートレースダービー開幕迫る
2021年10月24日 05時00分
考えるな感じろ! 無我の境地で再び覚醒し始めた。2006年にデビューして、14年のグランプリを6コースから優勝。革命児の出現にボート界は沸きに沸いた。その後も一線級での活躍を続けてはいるが、SG優勝はこのときだけ。峰竜太や毒島誠らが座しているレーサーの頂点にはいない。勝利への渇望が強く、ハングリーな気持ちが焦りとなり“レースの荒さ”が進化を妨げていたが、全くの別人だったのが10月。多摩川67周年だった。
「もう何も考えずにレースをする。自分の本能のままに走る」と鮮やかな4カドまくりでV。直前の児島69周年でも予選2位通過で優出。レースの組み立てとハンドルさばきに荒さは一切なく、そのターンは優美で華麗だった。フロー状態になることによって、ばらばらだった成功へピースがかみ合い、覚醒のパズルは完成した。今の茅原なら、2度目のSG戴冠はあっさりと手が届く位置にいる。
関連キーワード
おすすめ情報
-
江戸川ボート、今節の全レース中止打ち切りを発表 台風接近のため
2022年8月12日
-
2022年8月10日
-
【まるがめボート】苦節26年、強豪・香川がG1初優勝 次の目標は「賞金女王」
2022年8月8日