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藤沢和雄師 最後の天皇賞・秋へグランアレグリア「今まで勝たせてもらった馬よりも全然強い」【一問一答】

2021年10月24日 22時03分

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藤沢和雄調教師

藤沢和雄調教師

 「第164回天皇賞・秋」(G1・芝2000メートル)が31日に東京競馬場で行われる。昨年の三冠馬コントレイルや今年の皐月賞馬エフフォーリアなどが参戦する中、来年2月の定年で解散となる藤沢和厩舎からはG1・5勝のグランアレグリアがエントリー。1996年のバブルガムフェローに始まり、2002、03年のシンボリクリスエス、04年のゼンノロブロイ、14年のスピルバーグ、18年のレイデオロと天皇賞・秋を計6度も制した藤沢和雄調教師(70)=美浦=に、最後の天皇賞・秋への意気込みなどを聞いた。
―20日の1週前追い切りの感触は
 藤沢和師「いい夏休みを過ごしていたみたいだから十分乗り込んでいるし、いい感じだったと思うよ。坂路でもよく乗り込んでいて、休み明けとしては良かったと思うね」
―8月中旬に喉の手術をしたが、その影響は
 「問題ないよ。坂路でもいい時計を出している。年齢もあって秋口は馬体重が増えているので、十分乗り込めて良かった。息遣いもすごく良かったですよ」
―昔と比べて変わったところは
 「カイバを食べなかった2、3歳のころからしたら、どんどんたくましくなっているね。去年よりしっかりしてきているし、パワフルさを増した。イレ込まなくなっているしね。いい馬になりましたよ。もともと素質はある馬だからね」
―前走の安田記念(2着)については
 「(勝った)ヴィクトリアマイルの後に爪の状態が良くなくて、すぐに打ち替えて問題なく調教はできたんだけど、スタートのタイミングが悪かったよね。それでも追い込んではきていたし、力は十分見せたと思う」
―改めて今回の東京2000メートルは
 「大阪杯も休み明けだけど、冬から春先にかけての休み明けと違って、秋は乗り込めたから良かった。大阪杯で思ったほど伸びなかったのは距離のせいなのか、不良馬場のせいなのか分からなかったね。4コーナーまでは上手に走っていたし。今になってハンドルが利くようになったけど、ちょっと暴走気味なところもある。やはり2000メートルは上手にコントロールしないと直線も長いし、最後の脚がなくなっちゃう。走り慣れた東京で何回も1600メートルは走っている。そこよりちょっと長い2000メートルなので、頑張ってくれると思います」
―同じ芝2000メートルでも阪神より、やっぱり東京の方が競馬しやすい
 「そうだね。大阪杯はぐるっと1周しないといけないから、掛かったらまずいなと思って、調教も気をつけてきた。今回はその心配が全くなく、ワンターンでいくような競馬だから、いつもと同じような調整で楽だったよ。1600メートルのちょっと後ろから走るから、走りやすいとは思うよ。多分、大阪杯の時は『1周なの』って馬も思っていただろうね」
―大阪杯でも対戦した三冠馬コントレイルと再戦は
 「(大阪杯の)コントレイルは強かったよ。並走になって、最後はかわせなかったからね。あの馬には負けましたよね。良馬場で東京の2000メートルならどうなのかって感じだね」
―皐月賞馬のエフフォーリアもいるが
 「私も挑戦したけど、3歳馬は本当に難しかったね。バブルガムフェローで勝たせてもらったけど、やっぱり何世代もの馬たちが出てくるからね。この距離が得意の馬や、マイルの強い馬が出てきたら大変なんですよ。今まで皐月賞やダービーは同世代で走ってるからね。何回か挑戦はしたけど、3歳馬はなかなかつらいですね」
―天皇賞・秋は6勝しているが、最後の天皇賞・秋をグランアレグリアで挑むことについて
 「2000メートルが得意で強い馬が多かったね。これまでは2000メートルでも、2400メートルでも大丈夫という馬だったけど、東京の芝2000メートルはスタミナじゃなくて、本当はスピードで勝ちたいね。彼女は1600メートル(が得意)だから、どうかという不安はあるけど、スピードがあるからね。今まで天皇賞(・秋)を勝たせてもらった馬よりも、全然強い馬だから、今回は初めてそういう馬で挑めるので、すごく楽しみです」

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