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ミズガンコ「深海の幸」発信 魚津漁協 未利用魚を食材に 

2021年10月25日 05時00分 (10月25日 10時18分更新)
深海の食材オールスターズの新たな仲間として期待されるミズガンコ=魚津市の魚津丸食堂で

深海の食材オールスターズの新たな仲間として期待されるミズガンコ=魚津市の魚津丸食堂で

  • 深海の食材オールスターズの新たな仲間として期待されるミズガンコ=魚津市の魚津丸食堂で
  • ミズガンコのみそ汁を試食する浜住博之専務理事(右)ら=魚津市の魚津丸食堂で

ふるさと納税返礼 商品開発も

 魚津漁協(魚津市)は底引き網漁で取れても捨てていた深海魚「ミズガンコ」(標準和名ヤマトコブシカジカ)を食材として利用することを決め、商品開発を進めている。ベニズワイガニ、ホタルイカ、バイガイなどの深海の食材の仲間に加え「深海の幸を食べられる町・魚津」の発信につなげたい考えだ。 (松本芳孝)
 ミズガンコは水深三〇〇メートル以上の深海にすむ。体長約三〇センチ。アマエビ漁の際、多く混獲されている。おいしくないという先入観があるためか、食材とする文化が地域になく、利用されることはなかった。
 未利用魚の活用を考えている漁協が漁協直営の魚津丸食堂で九月から試験的にミズガンコのぶつ切りを入れたみそ汁を提供したところ、好評だったため、定番食材にし、ふるさと納税返礼品にするための商品開発も始めた。
 市、漁協関係者が魚津丸食堂に集まり、ミズガンコのみそ汁を試食した。「身も皮もぷるぷるしていてコラーゲンたっぷり」「くせがない」「アンコウに似た感じ」などの感想が出た。
 漁協の浜住博之専務理事は「富山湾は駿河、相模に次ぐ深海の湾。コロナ禍で疲弊している飲食、観光業のため、アフターコロナを見すえて『深海の幸』というキーワードを広め、魚津の魅力にしていきたい」と話した。

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