宇野昌磨、今季GPシリーズ初戦は2位「光栄に思います」 NHK杯へ照準【スケートアメリカ】
2021年10月24日 15時19分
◇23日 フィギュアスケートグランプリ(GP)シリーズ第1戦・スケートアメリカ(米国・ラスベガス) 男子フリー
2018年平昌冬季五輪銀メダリストでショートプログラム(SP)2位の宇野昌磨(23)=トヨタ自動車、中京大=がフリー2位の181・61点をマーク。合計270・68点の2位で、今季のGPシリーズ初戦を終えた。宇野のGPシリーズでの表彰台は2018年12月のGPファイナル(カナダ・バンクーバー)以来となる。
今季の新フリー曲「ボレロ」のメロディーに乗って演技を始めた宇野は冒頭の4回転ループの着氷で手をつくと、続く4回転サルコーの着氷も乱れた。しかし、後半に4回転―2回転の連続トーループを成功させてGOE(出来栄え点)を2・44点加えるなどしてカバー。ジャンプの乱れはあったが、スピンやステップも無難にまとめてフリーを締めくくった。
表彰式後のプレスカンファレンスで宇野は成績について「2位という順位になれたことは光栄に思います。これだけレベルの高い中でこの成績を残せたというのはすごいことだというのは十分に承知している」とコメント。自分の現在の立ち位置を再確認できたと強調し、「今回失敗したものや自分に足りなかったものを再確認し、日本で(次戦の)NHK杯に向けて練習を積み重ねていきたい」と語った。
宇野のGPシリーズの次戦は第4戦・NHK杯(11月12、13日・国立代々木競技場)となっている。
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