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コロナ打撃から再建へ耳澄ます 支援を求める観光地で候補者熱弁

2021年10月24日 05時00分 (10月24日 05時00分更新)
近鉄宇治山田駅前で候補者の話に耳を傾ける有権者ら=23日、三重県伊勢市で

近鉄宇治山田駅前で候補者の話に耳を傾ける有権者ら=23日、三重県伊勢市で

 衆院選の公示後、初の週末となった二十三日、一部の候補者が向かったのは観光地。秋晴れが広がる中、にぎわいを見せたが、新型コロナウイルス禍で負った経済的な痛手は癒えていない。飲食業や宿泊業の関係者は政治の継続的な支援を求める。候補者たちも観光業への補償を熱く訴えた。
 ■伊勢
 三重県伊勢市の伊勢神宮への玄関口、近鉄宇治山田駅前。午前九時半すぎ、候補者が「観光の文化の火を消すわけにはいかない。皆さんに一日も早く公平な補償をすることが大事」と熱弁を振るった。この後、伊勢市駅前でも演説した。
 市の推計では、二〇二〇年の市内の観光消費額は三百五十六億八千万円。コロナ禍の影響で前年の六割弱となった。今年は流行の「第五波」の勢いが収まった十月以降、人出が戻りつつあるが、通年では二〇年を下回る可能性が高い。神宮近くのおはらい町通りの土産物店兼食堂「岩戸屋」も、団体客減少の影響で売り上げは大幅に減り、従業員を半数程度にした。
 この日、通りでは飲食店に行列ができ、市営駐車場に県外ナンバーの車が並んだ。岩戸屋の牧戸福詞(まきどふくし)社長(72)は「ワクチン接種が進み、年配の客も増えた気がする」と希望を見いだ...

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