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衆院選 4区、候補者の横顔

2021年10月24日 05時00分 (10月24日 05時02分更新)

 十九日に公示された衆院選(三十一日投開票)で、県内では小選挙区全八区に二十三人が立候補している。候補者はどんな人生を歩み、なぜ、政治を志したのか。人となりや政治への思いを選挙区ごとに紹介する。(上から届け順。<前>は比例代表での選出)

◆深沢 陽一さん 45歳(自前) 子どもに癒やされ

 静岡市議、県議、そして昨年の補欠選挙から衆院議員として歩み始めた。「地方議員は行政のチェック機能の意味が大きいが、国政は政治家が閣僚を務める。発言が政策に反映されやすく、責任の大きさを感じる」
 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言中以外は、新幹線で地元から東京に通う生活をしている。朝は小学生になった長男を清水駅に送り、夜は眠る時間が安定しない長女を寝かしつけるのがルーティーン。「大変だけど癒やしの時間」と語る。
 議員として、民間と政治をつなぐことを心掛ける。制度をつくるだけでなく、どの企業をどう活用すれば、地元が活性化するのかを考える。「癒着とも言われかねず事務所に『やりすぎ』と言われる。けれど、結果につなげないと制度の意味がない。相手が許せば事業に首を突っ込み、寄り添っている」と話す。

◆田中 健さん 44歳(国新) 週1回サウナで汗

 昨年四月の衆院補選で敗れ、今回が再挑戦。「前回は野党統一をつくることに全力を尽くした。それありきの選挙で、自分の知名度を高める活動ができなかった」と反省。その後の静岡市議選や知事選で野党の関係者と連携し、支持も広げられたと期待する。
 落選後の一年余りは新型コロナウイルス感染拡大が続いた。商店街や中小企業の声を聞くだけでなく、友人らと観光活性化のために富士宮のオンラインツアーを企画するなど、コロナ下でできる挑戦を模索した。
 東京の大田区議、都議を務めた経験も持つ。「外から見た静岡を指摘できる。コロナで生き方や働き方が変わる中、静岡の強みをアピールできる」と強調した。
 東京時代は銭湯が趣味だったが、静岡ではそれが転じてサウナに。週に一回は通い「汗を流して整えている」。

◆中村 憲一さん 47歳(維新) 子ども食堂関わる

 「常にネタ探しの毎日。世の中をどういう切り口で良くできるか考えている」。三度目の正直で二〇一五年に当選した富士宮市議を二期目途中で辞し、挑む。
 関心が高いのは、子どもの貧困問題。無料や安価で食事を提供する子ども食堂などにボランティアで関わってきた。
 未婚だが、子育て世代の同級生の悩みにも寄り添った。金銭的に余裕がなく、大学進学を諦めかけた親子の奨学金申請を手伝ったこともある。
 「誰ひとり子どもを取り残さない社会をつくりたい」。選挙を通じ、大学も含んだ教育の無償化の重要性を訴えたいと考えている。
 趣味は支持者の勧めで始めた詩吟。月三回の教室で腕前を上げ、「中村心憲」の雅号を持つ。
 コロナ禍で食事は外食から自炊中心に。得意な豚キムチとビールで疲れを癒やしている。
衆院選2021
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