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「戦えることをみんなで喜んでいた」京大医学部生がドラフト1位左腕打ちの決勝2点打【関西学生野球】

2021年10月23日 21時43分

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広島ドラフト1位指名の関西学院大・黒原投手から決勝打を放った京都大・野田外野手

広島ドラフト1位指名の関西学院大・黒原投手から決勝打を放った京都大・野田外野手

◇23日 関西学生野球 秋季リーグ最終第7節1回戦 京大3―2関学大(わかさスタジアム京都)
 医学部生がドラフト1位左腕を打ち砕いた。京大の野田大雅外野手(4年・山口)だ。1―1で迎えた5回の2死二、三塁。広島にドラフト1位指名された関学大の先発・黒原拓未投手(4年・智弁和歌山)から勝ち越しとなる中前2点適時打を放った。
 「1打席目(1回無死一塁)はゲッツー(遊ゴロ併殺打)でチャンスをつぶしていたので、5回もチャンスで回してくれたので、どんな形でもいいから食らいついて振り切ろうと思った。いい結果につながってよかった。バットの先っぽで詰まり、ショートに捕られるかと思ったが越えてくれて安心した」
 今春は3完封を含む5勝を挙げた黒原だが、今秋は調整不足のために出遅れて、前節までは球速も150キロを超えることがなかった。それでもこの試合では最速タイの151キロを計測するなど調子を上げてきた。しかもドラフト1位指名されて注目もされている。
 「相手はエース。ドラフト1位で指名されたことも知っていましたし、戦えることをみんなで喜んでいた。打てなくて当たり前、打てたらヒーローというつもりで臨んだ」
 殊勲打を放った野田は医学部の人間健康科学科4年生。試合後も興奮が冷めず、目を潤ませていた。24日の2回戦がラストゲームとなる。進路を聞くと「大学院に進みます。現実に戻りました」と涙目で苦笑した。

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