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”失敗しない男”萱和磨があん馬で銀メダル 雄大な演技にスタンドから拍手が自然発生【体操世界選手権】

2021年10月23日 20時49分

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世界体操種目別決勝 ゆかの演技を終え、ガッツポーズする萱和磨(代表撮影)

世界体操種目別決勝 ゆかの演技を終え、ガッツポーズする萱和磨(代表撮影)

 体操の世界選手権第6日は23日、北九州市の総合体育館で男女5種目の種目別決勝があり、男子あん馬では東京五輪種目別3位の萱和磨(24)=セントラルスポーツ=が14・900で銀メダルを獲得した。男子ゆかでも初出場の南一輝(21)=仙台大=が14・766で銀メダル。萱は6位だった。
   ◇   ◇
 「失敗しない男」の異名をとる萱が、パーフェクトかつ周囲を魅了する演技で銀メダルを奪った。見せ場の開脚旋回では、雄大な演技にスタンドから拍手が自然発生。「久々に自分の演技で『沸いているな』という感情になった。楽しかった」。演技後は派手なガッツポーズで再び会場を沸かせた。
 本来は6種目トータルで争う個人総合にこだわるが、東京五輪から間もない今大会では個人総合を回避し、種目別のあん馬を最大のターゲットに設定。使用される中国製の器具に慣れようと「硬さや滑り方が日本の器具とは違う。めちゃくちゃ練習した」。入念な準備で大会へ備えた。
 降って湧いたゆかの演技もあん馬への布石になった。22日の男子個人総合で2位に入った橋本大輝が、23日のゆかとあん馬を棄権。萱に繰り上がりでゆかの出場権が巡ってきた。「即答で出ますと。まずゆかで慣らしたことが、あん馬のプラスになった」と言う。
 東京五輪でのあん馬銅メダルから約3カ月を経て、今度は銀メダルへステップアップした。「今回メダルが取れれば本物だと思っていた」と萱。得意種目への揺るがぬ自信を手に入れ、今後の個人総合の強化にも弾みがついた。

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