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「林先生とセンバツに」を合言葉に選手が躍動 星稜、決勝進出でセンバツ”ほぼ確実”に【高校野球北信越大会】

2021年10月23日 20時09分

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決勝進出を決めて喜び合う星稜ナインと林和成監督(左)

決勝進出を決めて喜び合う星稜ナインと林和成監督(左)

 高校野球の来春センバツ大会出場校決める上で重要な資料となる、北信越大会は23日、長野県・松本市球場で準決勝2試合を行い、星稜(石川1位)と敦賀気比(福井3位)が、決勝進出を決めるとともに来春のセンバツ出場をほぼ確実とした。星稜はマーガード真偉輝(まいき)キアン投手(2年)が147球の完投で富山商(富山3位)に5―4で競り勝った。敦賀気比は2番・河合陽一外野手(2年)の適時三塁打2本の活躍で小松大谷(石川2位)に10―8で打ち勝った。来春センバツの北信越大会の出場枠は「2」で、来年1月28日の選考委員会で出場校が決定する。
   ◇   ◇
 来年3月末で退任する星稜の林和成監督(46)にとって負ければ最後の公式戦。「私自身はあまり実感はなかったですけどね」と笑顔で話すも、選手は「林先生とセンバツに」を合言葉にして決勝進出を決めた。
 先制点をもたらしたのはラッキーボーイのバットだ。4回2死二塁で7番・津沢がカーブにうまく対応して先制の左前適時打。県大会は主に3番を打っていた実力者も打撃不調で北信越大会は7番に打順を下げた。今大会はこの日を含めて3試合連続適時打。「7番で自分の役割を果たせた」と胸を張った。
 7回まで無失点と好投していた先発右腕・マーガードは8回に2点を失い、さらに9回も2失点で1点差に迫られた。なおも2死二塁のピンチ。投球数は140球を超えていたが、林監督は「打者と勝負はできていた」とエースを続投。指揮官から最後までマウンドを託された右腕は「自分が逃げたら結果も付いてこない」と強気の投球でリードを守り切った。
 津沢が「日本一を取って林先生を胴上げしようと選手のミーティングでも言ってきた」と話せば、マーガードも「林先生と試合ができる最後の舞台がセンバツ。最後に一緒に行けるのは自分たちしかいない」と恩師への恩返しを胸に戦ってきた。まずは24日の敦賀気比との決勝を制し、甲子園行きをさらに確実にする。

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