本文へ移動

松山英樹「いいプレーしたからといって…」首位キープも極めて冷静【ZOZOチャンピオンシップ】

2021年10月23日 18時05分

このエントリーをはてなブックマークに追加
第3日、大勢のギャラリーに囲まれる中、17番のティーショットを放つ松山英樹

第3日、大勢のギャラリーに囲まれる中、17番のティーショットを放つ松山英樹

◇23日 米男子ゴルフ ZOZOチャンピオンシップ第3日(千葉県印西市、アコーディア習志野CC)
 松山英樹(29)=レクサス=が首位をキープして最終日に臨む。第3Rを4バーディー、2ボギーの68とし、2つ貯金を増やして通算10アンダーの大台に乗せた。後続とは1打差。金谷拓実(23)=ヨギボー=と大岩龍一(23)=ディライトワークス=が通算1アンダーにし、岩田寛(40)とともに日本勢2番手の19位タイにつけた。
   ◇   ◇
 14番パー5。松山はフェアウエーからの第3打を振り抜いた直後、クラブを離し、両手で頭を抱えた。「あ、ミスショット…」と誰もが思った。ところが、ボールはグリーンに着弾し、ピン上4メートルに。並の選手なら満足してしまうところだが、本人は「自分が求めているものと他人が求めているものは違うから」。スコアを伸ばしたいホールをパーで通過し、無表情のまま次のホールに歩いて行った。
 最終18番パー5では3番ウッドでの第1打を左林に打ち込み、2打目は隣のホールへ。3打目も乗らず、ボギーにした。後半の2つのパー5をうまく攻められなかったためか、プレー後のインタビューは淡々としたやりとりが続いた。2~3メートルのミドルパットに安定感があったが「あんまり入ってないです」と一言。ショットの好調さにも「そう見えるなら、それでいいと思います」とだけ返答した。
 米ツアーでは3日目にビッグスコアを出して優勝戦線をかき回す選手が出てくるが、今大会は上位勢がそろって停滞した。松山も2つ伸ばすにとどまったが、時折強く吹く風に苦しんで、それを上回る選手はほとんどいなかった。後続との差は縮まらず、松山は2位との1打差を守った。
 前回このコースで行われた2019年大会で、タイガー・ウッズ(米国)の優勝スコアは通算19アンダーだった。あと9打。ビッグスコアを出せば、追いつける数字だ。最終日は上限5000人の入場券がすでに完売した。ウッズへの挑戦を見ようと、全国からファンが集まってくる。
 「いいプレーをしたら勝てると思うし、駄目だったら負ける。たくさんのギャラリーの方の前でいいプレーをしたいが(簡単ではない)。いいプレーができれば毎週優勝争いをしている」と、本人は極めて冷静だ。それでもその言葉には、4月のマスターズ以来の優勝シーンを日本のファンに見てもらいたいという思いも込められていた。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ