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出産ためらわない社会に 不妊治療、各党公約に支援策盛り込む

2021年10月23日 05時00分 (10月23日 05時01分更新)
不妊治療の経験を語る金沢佳美さん=愛知県日進市で(桜井泰撮影)

不妊治療の経験を語る金沢佳美さん=愛知県日進市で(桜井泰撮影)

  • 不妊治療の経験を語る金沢佳美さん=愛知県日進市で(桜井泰撮影)
 不妊に悩む人が増えるなか、政府は多額の費用がかかる不妊治療への保険適用を決め、各党も衆院選公約に支援策を盛り込んでいる。愛知県日進市の主婦金沢佳美(よしみ)さん(47)は八年間の不妊治療の末、二〇一四年に双子を産んだ。治療には六百五十万円を使ったという。保険適用を「お金の有無にかかわらず、子どもを望む人に平等に治療のチャンスが与えられる」と歓迎。社会全体の不妊への理解が進むことを望む。 (斉藤和音)
 待望の赤ちゃんは、「もうこれで最後」と臨んだ十三回目の体外受精の末に授かった。産声を聞いたとき、四十歳になっていた。それまでは体外受精などを試みても、妊娠しなかったり、妊娠しても流産したり。「いつまでやったら終わるんだろうと思っていた。子ども連れの女性を見かけるとねたましく、そんな自分がずっと嫌でした」
 出産後にやめるまで、中京テレビ系列の番組制作会社に勤務。記者やディレクターをしていた。〇二年に同い年の男性会社員と結婚したが、子どもを授からず、やがて不妊治療を開始。当初は、精子を子宮内に注入し、体内での受精を試みる人工授精などをしたが、失敗。卵子を取り出して体外で受精させ、子宮内に戻す...

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衆院選2021
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