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中日ドラフト6位福元悠真は巨人岡本和と同じ野球塾出身「打者として信頼得られる選手になりたい」

2021年10月23日 06時00分

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「信頼」と書いた色紙を手にする福元悠真

「信頼」と書いた色紙を手にする福元悠真

 待ってて和真君。中日からドラフト6位指名された大商大の福元悠真外野手(21)が22日、大阪府東大阪市の同大で指名あいさつを受けた。母校・智弁学園高(奈良)で3年先輩の巨人・岡本和真内野手(25)とは、少年時代も同じ野球塾に通っていた“同じ系譜”の後輩。ライバル球団の4番となった「同門の兄弟子」の背中を追い、大砲ロードを歩んでいく。
 少年時代にともに白球を追った記憶が、これから飛び込むプロの厳しい世界で力になる。福元が大阪府東大阪市の大商大での指名あいさつ後、巨人・岡本和との関係を打ち明けた。
 智弁学園高では先輩後輩の間柄。「高校は入れ違いなんですけど、自分が小6で岡本さんが中3の時、トレーニングとバッティングができるようなジムで野球を一緒にやっていました。自分にとっては『和真君』なんです」
 2人とも奈良県出身で、同県葛城市を中心に開催された子供向けの野球塾の「同門」だった。3学年上の岡本和との会話を覚えていないのは、細かいやりとりを忘れるほど、兄貴分の中学生離れしたパワーがあまりに鮮烈で目に焼き付いているから。「大きい体でバッティングもすごかったですね」。長距離砲を目指す原点になった。
 再び顔を合わせたのは福元が高2の冬だった。プロ2年目のオフに岡本和が母校を訪れた。お互いに「あっ」。もう子供じゃない。厳しい上下関係の世界で、それ以降は「岡本さん」という呼称になった。
 その後、岡本和は巨人の4番を張って4年連続30本塁打。昨季は本塁打、打点の2冠に輝いて球界を代表するスラッガーになった。それだけに今はまだ、目標、意識する存在などと大それたことは口が裂けても言えない。
 ただ、担当の山本スカウトは完成形として同じく下位指名で入団し、昨季の首位打者になったDeNA・佐野の名を挙げて「大砲になって打率も残してほしい」。期待の高さを言葉に込めた。
 福元は、報道陣から渡された色紙に「信頼」と力強く記した。「そのままの意味です。打者として『こいつに回したら打ってくれる』と、信頼を得られる選手になりたい」。その先に、岡本和とのグラウンドでの再会がある。
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