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新システムで秋メロン 自動で水や肥料注入

2021年10月22日 05時00分 (10月22日 10時08分更新)
システムを利用し肥料や土中の水分量をきめ細かく調整する天池俊彦さん=七尾市飯川町で

システムを利用し肥料や土中の水分量をきめ細かく調整する天池俊彦さん=七尾市飯川町で

  • システムを利用し肥料や土中の水分量をきめ細かく調整する天池俊彦さん=七尾市飯川町で
  • システムで管理して栽培し、収穫されたメロン=七尾市飯川町で

七尾・アグリ飯川が初出荷

 七尾市の農事組合法人「アグリ飯川」は二十一日、今春から導入した新システムで栽培した秋作のアールスメロンを初出荷した。適量の水や肥料を自動で与えることができるシステムで、メロンでの試みは県内初という。十分な甘さに成長したメロンは、同日からJA直売店などに並んだ。 (大野沙羅)
 初日は、栽培担当の天池俊彦さん(66)らが四十個以上のメロンを収穫。重さは約一・二キロあり、サイズは小ぶり。糖度は基準値の一四度を満たしており、だんだん甘さが増していくという。八月に発泡スチロール箱に約四百株を植え、四百個ほど収穫できる見込み。
 システムはJA全農が開発した「うぃずOne(ワン)」で、作物の生育状況に合わせて必要な量の水や肥料を時間を設定して自動で与えることができる。根元部分の土にチューブを差して必要な分だけ養液や水分を注入するため、失敗が少なく、管理も楽になる。
 同法人では稲の田植え前に育苗に使い、夏から冬は未使用だったハウスを有効活用しようとメロン栽培を始めた。メロンは夏と秋の二期作で今回は二度目の収穫。天池さんは「今回は苗でなく種から育てたがよく伸びた。今は硬いので少し待って一番甘い時に食べてほしい」と話した。
 メロンは同市矢田新町のJA能登わかばの直売所「JAグリーンわかばの里」や、中能登町井田の道の駅「織姫(おりひめ)の里 なかのと」で販売する。十一月上旬ごろまで出荷予定。

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