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感染予防のため再避難も 29日から原子力防災訓練 美浜3号機事故想定

2021年10月22日 05時00分 (10月22日 05時00分更新)
 県は二十一日、関西電力美浜原発3号機(美浜町)の事故に備えて二十九、三十日に行う原子力防災訓練について、原発三十キロ圏内にある七市町の約三百五十人が近隣市町などに避難すると発表した。コロナ禍で県外避難は見送る一方、避難先に感染予防に十分なスペースがなかった場合を想定し、別の場所への再避難を実施。外国人への情報提供、福祉施設でのベッド展開の手順も確かめる。 (浅井貴司)
 感染予防を意識した避難は、県が昨年、避難所で一人に割り当てるスペースを二平方メートルから四平方メートルに見直したことを踏まえて行う。美浜町民がおおい町の体育館、越前市民があわら市の公園に避難した後、県が高浜町中央体育館とあわら市のホテルに新たな避難所の開設を依頼。一部の避難者を移す。杉本達治知事は会見で「避難所に行ってみたら、面積が足りないという状況に備える」と狙いを説明した。
 福祉施設への避難では、美浜町の高齢者施設の二人がおおい町へ、越前町の障がい者施設の十二人が福井市へ逃げる。施設ではベッドの配置や、トイレ、浴室までの動線を確かめ、避難元の施設と利用者の情報を共有する。
 外国人は、越前市内の企業三社からベトナム人...

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