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松山英樹が1打差2位と好発進「日本で試合をやっている気になった」ファンの歓迎に感謝【ZOZOチャンピオンシップ】

2021年10月21日 18時28分

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第1日、14番の第2打後、笑顔でコースを移動する松山英樹

第1日、14番の第2打後、笑顔でコースを移動する松山英樹

 ◇21日 米男子ゴルフ ZOZOチャンピオンシップ(千葉県印西市、アコーディア習志野CC)
 4月のマスターズで優勝後、初めて日本のファンの目の前でプレーした松山英樹(29)=レクサス=が、大会初優勝に向け1打差2位で発進した。6バーディー、ボギーなしの64で回り、6アンダー。一緒に回った東京五輪金メダリストのザンダー・シャウフェレ(米国)を圧倒した。元米ツアープレーヤーの岩田寛(40)が7アンダーで首位。大会は4日間予選カットなしで行われる。
 ◇
 初日集まった観客は、上限(5000人)に近い4468人。その多くが、マスターズ王者の凱旋(がいせん)試合を一目見たいと、朝早くから訪れた。7月の東京五輪はコロナ禍のため無観客の中での闘いを余儀なくされた松山は「うれしい。日本で試合をやっているんだという気になった」と、歓迎ぶりに感謝した。
 その気持ちが、プレーに表れた。秋に入ってから調子が上がらず、前週は59位。「ファンの前で恥ずかしいプレーをしてしまうかもしれない」と心配していた。だが、立ち上がりでいきなり3メートルにつけてバーディー発進し、「これで余裕ができた」。その後もショットは次々とグリーンをとらえ、17番パー4の第2打は、ピンに絡めて80センチにつけた。グリーンを外したのは2回だけで、パーオン率88%は全選手中1位。構えに入った後に物音がした方をにらみつけるなど終始緊張を高めていたが、最終18番で第1打をフェアウエーに置くと、ようやく表情をゆるめた。
 2年前に同じコースで行われた第1回大会では、タイガー・ウッズ(米国)に最後までくらいついたが2位に終わった。東京五輪では、7人による3位決定プレーオフで敗れた。日本ではこのところ、悔しい思いが続いている。今度こそいいところを見せたいと、前日は遅くまでコースに残って打ち込みを続けた。
 「ゴルフの状態は、昨日はあまりつかめなかったし、今朝の練習でもよくなかった。どうなることかと思った。でも、(久しぶりに観客の前でプレーする)プレッシャーがいい方向に行った。明日も…」。日本人初のメジャー覇者は、ファンの後押しを受けて復活しようとしている。

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