【巨人】引退会見の亀井「5月に決断」09年のWBCは正直選ばれたくないと…「でも世界一を取れたことで自分に力をもらえた」
2021年10月21日 14時36分
巨人の亀井善行外野手(39)が21日、東京都内で記者会見を行い「今シーズン限りで引退することに決めました」と巨人一筋17年のプロ野球生活に終止符を打つことを明かした。
亀井は引退を決めた時期と理由について「自分の中では5月に引退を決めた。自分の思い通りのバット軌道が描けない、そういうところにちょっと納得がいかずというか、結果が全てなんで、結果が出ない時期が長かったので、治りそうにもないという判断でした」と明かし「左の軸足、内転筋に肉離れ3カ所を発症し麻痺症状が出てしまった。それが今でも治っていない」と打ち明けた。9月に原監督や家族などに引退の意思を伝えたという。
2009年にはWBC代表にも選ばれキャリアハイの成績を残したが「正直今だから言えますが選ばれたくはなかった。実績もない自分が行くのはつらかった。でも行って世界一を取れたことで自分に何か力をもらえたというか、その年初めて規定打席にも乗ってゴールデングラブ賞も取れた、良い経験になったと今思い返せば思う」と振り返った。自分を見いだしてくれた指揮官へは「原監督じゃなきゃ、自分はここまでやってこられなかった。何度もチャンスを頂いて助けていただいて応えられなかった。感謝はあるが申し訳ない気持ちの方が大きい」と思いを明かした。
チームは公式戦残り2試合でクライマックスシリーズ進出に王手をかけているが「泣いても笑っても残り少ないので、体は壊れてもいいので思い切りバットを振りたい」と決意を新たにした。
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