本文へ移動

【阪神】相手は優勝へ一歩前へ進んだ…矢野監督「この引き分けは変えられない…チャンスはまだ残っている」

2021年10月20日 22時17分

このエントリーをはてなブックマークに追加
阪神・矢野監督

阪神・矢野監督

◇20日 ヤクルト0―0阪神(甲子園)
 引き分けなのに、星を落とした空気が漂った。9回裏2死二塁。阪神・糸原の飛球が左翼手のグラブに収まると、甲子園は巨大なため息に包まれた。スコアは0―0。ファンも、このドローの意味は分かっていた。
 「うちの立場は勝たないと苦しくなるのは分かっているけど、全員で何とか精いっぱいやった結果なので、これは変えられない。受け止めて、残りの試合に生かすしかない」
 こう話した矢野監督にはもちろん、痛いほど引き分けの意味が分かる。相手は優勝へ一歩進んだ。その中でも前向きに消化する言葉を紡いだ。
 ヤクルトの左腕・高橋を崩せなかった。「カーブをうまく使われた」と指揮官。配球の妙もあったが、チャンスもあった。5回は糸原、大山の連打で無死一、二塁。7番に起用された小野寺は初球、バスターで右飛に倒れた。「どうしても点を取れなかったらいろいろ考えるが、しっかり点を取ろうという中でやった結果」と矢野監督。結果は裏目となり、走者はくぎ付けのまま終わった。
 残り4試合。阪神が全勝しても、ヤクルトが残り6戦を5割で行けば届かない。矢野監督は「この引き分けは変えられない。残りの試合で、この引き分けがあって優勝できた、ということに変えられるように。チャンスはまだ残ってる」と前を向いた。数字では計れないドラマを信じている。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ