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金沢の「未来構想」発表 大学コンソーシアム石川

2021年10月20日 05時00分 (10月20日 09時45分更新)
金沢文化・学術研究開発都市未来構想を策定し、会見で手を取り合う金沢大の山崎光悦学長(中央)ら=19日、石川県野々市市の石川県立大で

金沢文化・学術研究開発都市未来構想を策定し、会見で手を取り合う金沢大の山崎光悦学長(中央)ら=19日、石川県野々市市の石川県立大で

 金沢市の二十〜三十年後の在り方について、石川県内の大学や自治体などでつくる「大学コンソーシアム石川」は十九日、学術研究機関の集積を生かして日本海側最大級のサイエンスシティーを目指す「金沢文化・学術研究開発都市未来構想」を発表した。
 構想は大学進学で多くの若者が転入するものの、卒業後は転出が多い現状を踏まえ、人口増と働く場所の確保に向け(1)金沢の魅力増加(2)人材の地産地消(3)多様な人材の受け入れ(4)ベンチャーエコシステム構築(5)持続可能社会の構築−の観点から検討した。
 二〇五〇年の姿として、金沢の豊かな歴史と文化、学術に先端研究を融合した「最先端研究開発都市」をイメージ。産官学金の連携で企業の研究所や教育行政機関などを誘致し、約六万人の学生が卒業後も定着することで十万人規模の学術集積地を目指す。
 導入するDX(デジタルトランスフォーメーション)による技術革新に、遠隔医療やドローンによる自動配送、車の自動運転技術、再生可能エネルギーの普及などを挙げ、国際会議場やビジネスジェット用空港、新環状道路などのインフラ整備が必要とした。
 石川県野々市市の県立大であった会見には、構想検討委員会メンバーのうち、七大学の代表が出席した。山崎光悦・金沢大学長は、先行する筑波研究学園都市や関西文化学術研究都市と比較しながら「金沢ならできるかもしれない。可能性に挑戦したい」と話した。(鈴木弘)

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