「パパ勝ったよ!」栗原慶太が東洋太平洋バンタム級王座返り咲き【ボクシング】
2021年10月19日 21時25分
ボクシング東洋太平洋バンタム級タイトル戦が19日、東京・後楽園ホールで行われ、元同級王者の栗原慶太(28)=一力=が王者の中嶋一輝(28)=大橋=に3回52秒TKOで勝ち、王座に返り咲いた。
1、2回は一進一退の展開だったが、3回開始直後に赤コーナーでの右ショートストレートで豪快なダウンを奪取。再開後もダメージの深い王者に再び右を決めて再び倒し、レフェリーがノーカウントで試合を止めた。栗原はこれで16勝(14KO)6敗、中嶋はプロ初黒星で10勝(8KO)1敗1分けとなった。
「前の試合で負け(元WBCバンタム級暫定王者・井上拓真に判定負け)て、後がないと思っていた。中嶋選手は距離を取ってもパンチがあって、強かったです」と、栗原。試合後は観客席で見守る家族へ向けリングから「パパ勝ったよ!」と、満面の笑みでメッセージを送っていた。
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