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身長162センチ豪快ショットで300ヤード超え荒木義和 随所に素質の片りん【ゴルフ】

2021年10月19日 17時30分

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荒木義和

荒木義和

◇羽ばたけ中部勢
 安定したショットと、小柄ながら他選手にひけを取らない飛距離が武器だ。学生ゴルフで活躍する愛知県愛西市出身の荒木義和(21)=福井工大3年=は、アマチュアでは史上5人目のツアー優勝を遂げた同学年の中島啓太(日体大3年)から刺激を受け、26日から始まる朝日杯争奪日本学生選手権(千葉・千葉CC梅郷C)の上位進出を目指している。
 9月30日から愛知県みよし市の三好CC西Cで開催された男子ツアーのバンテリン東海クラシックで、初のツアー出場を果たした荒木は随所に素質の片りんを見せた。初日のフェアウエーキープ率は71.43%で1位タイ。2日間のドライビングディスタンスも身長162センチとは思えない豪快なショットで302.75ヤードを計測し、111人中の25位だった。
 それでも予選ラウンドの2日間は通算6オーバーでカットラインに5打及ばず、97位で予選落ち。厳しいコースセッティングに対応できなかったことが敗因だった。
 「フェアウエーに置けたらいいが、ラフに入れると思ったように打つことは難しい。そして、アマチュアと最も違うのはピンの位置。ここに切られると、今の自分ではなかなか進められない。悔しかった。またここに戻ってきて、今度こそ予選を通過したい」
 現在は、来年のプロテスト合格や予選会(QT)の上位進出を目指して体力強化に励んでいる。「(プロツアーの)4日間を戦う上で体力は大事だと思う。下半身を強化するため、筋トレや走り込みを重点的にやっている」。東海クラシックの2日目に、ダブルボギーを2つたたくなどスコアを落としたことが反省材料となっている。
 近年は男子も、女子のように若手の活躍が目立つ。今季のツアーは当時22歳の金谷拓実や23歳の片岡尚之が優勝。9月のパナソニック・オープンではアマチュアの中島が優勝した。中島と同学年の荒木は「面識はないが刺激になるし、負けたくないという気持ちになる。(若手の活躍に)あやかりたい」とライバル心を見せる。
 得意なクラブはウエッジ。東海クラシックの練習ラウンドでは、同組で回ったプロの寄せを見て「ああいう球を打てるようになりたい」と話したように、高い技術を取り入れることに躍起だ。
 26、27日の朝日杯争奪日本学生選手権は、中島は出ないものの、既にツアーで実績を残している杉原大河、米沢蓮(ともに東北福祉大4年)、河本力(日体大4年)らが出場する。小平智や木下稜介らも優勝した大会で好成績を残し、一気に全国区へ駆け上がる。
▼荒木義和(あらき・よしかず) 2000年10月19日生まれ、愛知県愛西市出身の21歳。162センチ、71キロ。実家が練習場だったこともあり小学1~2年の頃から大会に出始めた。三重・津田学園高では高校選手権の団体の部に3年連続出場し、個人の部でも3年だった18年は5位。福井工大に進んだ19年は中部アマチュア選手権10位、中部学生選手権2位など。目標は40歳代までプレーするプロ。「人間的にも成長して、みんなから愛される選手になりたい」

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