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地元ゆかりの国際的画家・横井照子さんに光 名古屋・為三郎記念館で展示会

2021年10月19日 05時00分 (10月19日 12時41分更新)
数寄屋造りの館内に展示された横井さんの作品=名古屋市千種区堀割町の為三郎記念館で

数寄屋造りの館内に展示された横井さんの作品=名古屋市千種区堀割町の為三郎記念館で

  • 数寄屋造りの館内に展示された横井さんの作品=名古屋市千種区堀割町の為三郎記念館で
  • 横井照子さん=1988年3月撮影
 スイスを拠点に国際的に活躍した画家、横井照子さんの一周忌に合わせた展示会(中日新聞社後援)が、名古屋市千種区の為三郎記念館で開かれている。横井さんは名古屋に生まれ、津島市で幼少期を過ごしたが、海外での生活が長く、地元では知らない人も多い。企画した古川美術館の担当者は「具象と抽象を併せ持つ洗練された作風と、その足跡を知ってほしい」と呼び掛ける。三十一日まで。 (小島哲男)
 女子美術大の聴講生だった横井さんは一九五三年に渡米。抽象絵画の魅力に引かれた。五九年には、二十世紀を代表する米国の抽象画家サム・フランシスと結婚。翌年にパリ、六二年にはスイスへ移り、昨年十月に九十六歳で亡くなるまで同国を拠点に活動した。
 大胆な構図と豊かな色彩。そして、具象要素を残した抽象的な表現が特徴。日本を感じさせる季節の情景や草花など自然をモチーフに、卵テンペラや油彩、水彩などで多彩に描く。
 展示は四十四点。作品を所蔵する横井照子ひなげし美術館(岐阜県恵那市)との合同企画で、才能が開花した米国時代や人生の転機となったフランス時代、地歩を確立したスイスでの作品を、数寄屋造りの館内にちりばめた。渡米する以前の二十歳...

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