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夢の大切さ語る 萩丘小で車いすダンサー・奈佐さん講演

2021年10月19日 05時00分 (10月19日 05時03分更新)
児童らに笑顔で語り掛ける奈佐誠司さん=浜松市中区の萩丘小で

児童らに笑顔で語り掛ける奈佐誠司さん=浜松市中区の萩丘小で

 プロ車いすダンサーの奈佐誠司さん(52)=大阪府松原市=が、浜松市萩丘小学校(同市中区)の特別授業で講演し、五年生約百人に夢を持つ大切さについて語った。
 奈佐さんはプロのバイクレーサーを目指していたが、十八歳の時にバイク事故で下半身不随となった。失意の中、二十七歳で車いすダンスと出合ったことが契機に。懸命の努力を重ね、アジア選手権で優勝。これまで女優の杉本彩さんや松島トモ子さんらと社交ダンスのペアを組み、プロのダンサーとして活動する。
 今月十一日には非営利支援団体の助けを借り、補助輪付きながら「もう一度バイクに乗る」という積年の願いを実現したことを明かし「夢をかなえるための方法はいろいろある。立ち止まってもいいから、自分の意志で前に進み続けて」と呼び掛けた。
 今回の特別授業は、児童らが昨年度の道徳の授業で奈佐さんの体験を題材とし、感想文やメッセージを本人とやりとりしたことが開催のきっかけ。将来の夢にプロ野球選手を掲げる木宮連太郎君(11)は「諦めることなく、いつまでも追い続けたいと思った。勇気づけられた」と話した。
  (酒井大二郎)

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