本文へ移動

『武豊と凱旋門賞を勝つ』キーファーズ・松島正昭代表が語った夢に一流の男と男の友情を感じ胸を打たれた

2021年10月19日 06時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
JRA

JRA

◇記者コラム「ターフビジョン」
 夢を語る人は魅力的だ。今年の凱旋門賞の直前、「武豊と凱旋門賞を勝つ」という夢を掲げるキーファーズの松島正昭代表(63)を取材した帰り道、ふとそう思った。
 松島代表は値段が億を超える馬を次々と購入している注目の馬主。これまでメディアへの露出が少なかったことで、取材前からどんな人かとワクワクしていた。いざインタビューを始めると、武豊騎手との関係や海外競馬事情など話題は尽きず、あっという間の1時間半。代表馬の一頭マイラプソディの馬名が、武騎手と機内で見た映画「ボヘミアン・ラプソディ」にちなんでいることや豪快な馬券エピソードなど紙面で紹介しきれなかった話も多く、本当に充実した時間だった。
 それでも一番心に残ったのは、20年来の友人でもあるという武騎手との話。「武豊と一緒に夢を追いかけられる人生って楽しいやろ」という言葉からは、一流の男と男の友情を感じられ、胸を打たれた。「端から見たらアホ」と自嘲気味に笑っていたが、少なくとも私はそうは思わない。
 私もそうだが、人は大人になるにつれ、理想と現実のギャップに悩み、いつしか夢を語ることが少なくなる。だからこそ夢を語る人が輝いて見え、まぶしいゆえに嘲笑する人もいる。夢が壮大であればなおさらだ。ただ「武豊と凱旋門賞を勝つ」という夢は決して幻想ではないはずだ。いつか2人の夢がかなう瞬間を取材することを、私の夢にしたい。(関俊彦)

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ